コミュニケーション能力と学び(覚え書き)

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■書評を賜りました。

本の刊行に際して、献本リストと呼ばれるものを作成しました。できあがった本をぜひ読んでいただきたいと思った方のリストです。しかし、こういう、なんというか… 暑苦しい本は、押し付けがましくなると、かえって失礼になってしまうので、ごく限られた方にしか差し上げておりません。正直な気持ちを白状すると、おそるおそる… という感じだったのですが、

よく存じ上げている先生方からの暖かい励ましのお言葉だけでなく、まだ面識のない先生方からも、たいへんありがたいご批評を頂戴しました。

たとえば、批判的思考をとりあげた教育実践に関する研究を進めていらっしゃる京都大学の楠見孝先生から、次のような書評を賜りました(公開についてはご了承いただいております)。

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牧野先生

先日は,新しいご本『「議論」のデザイン』をお送りいただきありがとうございました.
ご本は,コミュニケーション教育のカリキュラムデザインに焦点をあて,コミュニケーション能力の獲得の支援をいかにデザインするかについて,理論と実践,その評価に基づいて,「議論」による学びを明らかにした貴重な本であるとおもいました.
ご本は,「議論」をめぐる能力,プロセス,教育に関わる根本的な理論的分析,実践に有効な「議論の十字モデル」の提唱,そして豊富な実践例に基づく教材とデータ,そして考察が充実していて,この分野に関心をもつ研究者,実践者にとって重要な本になると思いました.
私は,批判的思考を研究テーマとしていて,大学の授業において,議論を通した協同学習によって,思考能力をいかに向上できるか,それをどう評価するかに関心の焦点があるので,ご本を拝読してとても刺激を受けるとともに,「議論」のデザインという,より大きな枠組みで研究を見直すことができました.
ご本は,今後の実践研究の指針として,授業や研究に活用し,また大学院生に紹介したいと思っています.
すばらしい本をまとめられたことを心からの敬意を表しますとともに,貴重なご本をお送りいただいたことを重ねてお礼申し上げます.

楠見 孝
京都大学大学院教育学研究科
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また、教育思想史や教育哲学をご専門とされている先生方からも、私などにはもったいないご批評とご助言を賜りました。

どなたも第一線でご活躍の先生ばかりです。まさかお返事をいただけると思っていなかったので、感激と同時に、緊張感で身が引き締まる思いです。
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by tomac | 2008-10-08 18:30 | 『「議論」のデザイン』
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