■脳を操る日が来るの?!
なんだか脳の話ばかりで恐縮ですが(汗)、
今朝の朝日新聞に、パーキンソン病の患者さんが脳に電極を埋め込むことによって、
歩く機能を回復したという記事が載っていました。
マイケル・J・フォックスの『ラッキーマン』を読んだら、パーキンソン病がどんな病気か、
ある程度は想像ができて、この病気に苦しんでいる人たちが、 どんな方法であれ、
失われた機能を取り戻したい、と願うのは当然です。私が同じ立場だったら、やっぱり、
脳に何を埋め込んでもいいから、歩けるようになりたい。
ただ、
実は、記事に添えられたイメージ図を見て、別の記事のイメージ図を思い出しました。
『進化しすぎた脳』(池谷裕二、朝日出版社、2004)の中で、「ネズミをラジコンにしてしまった」という記事が紹介されているのですが、「生きているネズミの脳に刺激用の電極を刺し、リモートコントローラーで自在に操縦できるようにした」という実験を紹介しています。(2002年、科学雑誌『ネイチャー』に掲載された論文だそうです。)
きっと、ねずみでも人間でも、原理は同じなんだろうから、いつの日か、リモコン操作で、
人間の脳を操ることができるようになるのだろうか、と思うと、ぞっとしたのでした。
-----
ちなみに、『進化しすぎた脳』は、高校生を対象にした授業の再現なので、
脳のメカニズムをとてもわかりやすく話して聞かせてくれます。
著者の池谷氏は若手の研究者ですが、ダマシオやルドゥーといった大御所の前に、
こういう入門書から始めていたら、もう少し専門用語が理解できたのかもな~。(笑)
その前に出版された『海馬』(朝日出版社2002)は、糸井重里さんとの対談で、
こちらも読みやすそうです。
注文していたのが届いたばかりで、私もまだ読んでいませんが、こちらもあわせて、
紹介しておきますね。
今朝の朝日新聞に、パーキンソン病の患者さんが脳に電極を埋め込むことによって、
歩く機能を回復したという記事が載っていました。
マイケル・J・フォックスの『ラッキーマン』を読んだら、パーキンソン病がどんな病気か、
ある程度は想像ができて、この病気に苦しんでいる人たちが、 どんな方法であれ、
失われた機能を取り戻したい、と願うのは当然です。私が同じ立場だったら、やっぱり、
脳に何を埋め込んでもいいから、歩けるようになりたい。
ただ、
実は、記事に添えられたイメージ図を見て、別の記事のイメージ図を思い出しました。
『進化しすぎた脳』(池谷裕二、朝日出版社、2004)の中で、「ネズミをラジコンにしてしまった」という記事が紹介されているのですが、「生きているネズミの脳に刺激用の電極を刺し、リモートコントローラーで自在に操縦できるようにした」という実験を紹介しています。(2002年、科学雑誌『ネイチャー』に掲載された論文だそうです。)
きっと、ねずみでも人間でも、原理は同じなんだろうから、いつの日か、リモコン操作で、
人間の脳を操ることができるようになるのだろうか、と思うと、ぞっとしたのでした。
-----
ちなみに、『進化しすぎた脳』は、高校生を対象にした授業の再現なので、
脳のメカニズムをとてもわかりやすく話して聞かせてくれます。
著者の池谷氏は若手の研究者ですが、ダマシオやルドゥーといった大御所の前に、
こういう入門書から始めていたら、もう少し専門用語が理解できたのかもな~。(笑)
その前に出版された『海馬』(朝日出版社2002)は、糸井重里さんとの対談で、
こちらも読みやすそうです。
注文していたのが届いたばかりで、私もまだ読んでいませんが、こちらもあわせて、
紹介しておきますね。
by tomac
| 2004-11-15 20:03
| 日々の出来事