コミュニケーション能力と学び(覚え書き)

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◆手ごたえをひしひしと感じます。

今回の【ワークショップ:議論のデザイン】は、教員免許状更新講習ですから、目的を次のように位置づけました。
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授業中の限られた時間内で生徒の意見を引き出し、つなぎ、建設的な議論へと導くためには専門的な知識と技能が不可欠です。どうすれば、生徒の自由な発言を尊重しつつ、授業内容から脱線しないように的確に方向づけることができるのでしょうか。どうすれば、発言力のある生徒だけでなく、苦手な生徒も安心して参加できる議論になるのでしょうか。このワークショップでは議論のデザインに関する方法論を体験的に学んでいただきます。
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もともと問題意識のある先生が応募されたわけで、当然ながら、参加費6000円(←大学が一律に設定)に見合う成果を期待されていたはずです。

はたして、期待に十分に応えられるだろうか・・・?という緊張感のせいか、前日はよく眠れませんでしたが、おかげさまで、たいへん実り豊かな一日となりました。

写真をご覧いただいても、「え? 議論しているようには見えないよ?」と思われるでしょうが(笑)、実は、そこがミソなんです。すべては、授業の時間的制約、参加者の心理的負担、そして学校現場ならではの人間関係の影響に配慮した工夫です。

少なくともこうすれば、日本の学校現場でも、知的コミュニケーション活動による知識構築が可能になることを実感していただけました。

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参加された先生方の自己評価によれば、中高の国語の先生はもちろん、他教科あるいは小学校低学年の先生も、それぞれの現場で活用する方法を見出してくれました。私の自己評価としては、これまで重ねてきた失敗と反省が活かされて、今回ようやく自分なりに達成感を得ることができました。

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ちなみに、先生方のふりかえりを読ませていただいて、ひらめいたことがあります。

議論ということばが持つ硬く荒々しいイメージと、十字のシンボルが持つ平和・博愛のイメージという、2つの相反するものを融合させようとして、あれこれ工夫しましょう、というのが「議論のデザイン」のコンセプトであり、そう考えると、「議論の十字」モデルという名称は、とても象徴的なんですねぇ。

ちょっとうれしい発見です。
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by tomac | 2009-08-09 12:51 | やわらかい議論ワークショップ
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