コミュニケーション能力と学び(覚え書き)

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◆対話デザイン2009  峠をこえました。ここからが踏ん張りどころです。

対話デザインとは、「コミュニケーションと能力」という授業(水曜1限、履修者252名)で、受講生、ゼミ生スタッフ、講師の3者による「対話」を展開させる取り組みです。

受講生には毎回レポートを通して対話に参加してもらいますが、ただのレポートではなく、「命題」の真偽を論証するという課題であるため、そう簡単には書けません。どうすれば満点(5点)がとれるのかはしつこいくらい説明していて、受講生も頭では理解できているはずですが、今のところ平均点は3.4~3.7を推移してます。しかし!

とうとう、6点のレポートが登場しましたよ!

(この日の命題は「形式論理学だけで、物事の判断はできない」でした。)
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さらに今回は、これらの優れたレポートがモチーフとなって、ゼミチームのフィードバックに活かされる、という新しい試みが生まれました。受講生とスタッフの対話がうまく噛み合ってきているなと感じましたね。

私の講義はいわば受講生とスタッフの対話をつなぐ役割を果たしている、とも言えますが、実はこの対話デザインのシステムは、十字モデルを使うときれいに説明できます。

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考えてみると、学期の前半では、十字モデルを説明するための概念を一つひとつおさえて、後半は、じゃあ十字モデルを使うと何が見えるの?(ミクロからマクロまで)を伝える構成になっていますね。厳密には、もともと教育史から多元的能力へ、さらにロゴスからパトス・エトスへという流れだったので、十字モデルが「峠」になるのは偶然です。いずれにせよ、近い将来、十字モデルの啓蒙書を書くときがくると思うのですが、その本はきっとこの授業を一冊にまとめたような形になるんだろうな…とふと思いました。
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by tomac | 2009-11-20 14:20 | 牧野ゼミ(対話デザイン)
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