コミュニケーション能力と学び(覚え書き)

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◆やわらかい議論の支援方法(教員免許状更新講習2010)

今年も教員免許状更新講習を実施します(◆こちら◆)。国の政策が不安定な中、免許状更新を要求される現場の教師たちにしてみれば、不平・不満は当然あると思いますが、しぶしぶでも参加してみたら意外と役に立ったと思っていただけるような、そんな学びの機会にできたら、と願います。

昨年のワークショップでは、参加者の好意的評価を受けて、確かな手応えを感じられたので、今回はさらに募集案内の文面に現場の先生たちの言葉遣いを取り入れました。

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このワークショップでは「ディベート」とは一味違う「やわらかい議論」の支援方法を体験的に学んでいただきます。授業中の話し合いはどうしても発言力のある生徒が議論を独占しがちです。どうすれば苦手な生徒も安心して参加できるのでしょうか。授業中の話し合いはどうしても教師の意図と一致する発言ばかり求めてしまいます。どうすれば自由な発言を尊重しつつ的確に方向づけることができるのでしょうか。これらの問いに答える仕掛けや道具の活用法を紹介します。
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その効果だけではないと思いますが、おかげさまで、参加者の応募は定員に達しました。事前アンケートによる応募理由を読ませていただくと、ワークショップのコンセプトが的確に伝わっていることがわかります。いくつか代表例をご紹介しましょう。

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・授業の中でグループを利用し、話し合いの活動を仕組もうと努力しているが、なかなか討議が活発にならないという課題を抱えている。よりよい討議を指導できるよう学びたい。討議を深められる指導法を学びたいと思います。

・授業中に発言する生徒が偏りがちなので、いろんな生徒から発言を引き出したい。一部の生徒のみとのやりとりで授業を終わらせないためにはどうすれば良いのか、そのために教師がどのような支援をすればよいか学びたいです。

・かつてディベートがはやりましたが、論理の勝ち負けを競うディベートを学ぶことが、建設的な意見を生み出す力につながるのかどうか、常々疑問に思っていました。このワークショップの「やわらかい議論の支援方法」というタイトルにひかれました。

・児童同士の考えや意見を交流しながら問題解決していく授業を模索していますが、どうしても教師主導になってしまいます。どのように支援すれば児童同士の議論が学びにつながるのか、そのヒントを教えていただけたらと考え、受講させていただくことにしました。

・子ども達は、教師の言うことはそれなりにいっしょうけんめい聞いて、ノートも取り、課題もこなすけれど、話し合いとなると黙ってしまって、何をどう言えばわからない。自分の考えは言うけれども、議論にはならない。話し合いの指導の必要性は感じるのだけれど、どう引き出していけばいいのか、なかなか難しいです。話すことの苦手な子でも、知らず知らず話し合いの輪の中に入って自分の考えを深めることのできる、そんな議論ができたら。
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こんなふうに、ご自身の授業力を高めるために高い意識をもって学ぼうとされる先生方を多少なりともご支援できるとしたら、それは私にとって最もやりがいを感じられる仕事の一つです。ご期待にお応えできるように精一杯取り組みます。
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by tomac | 2010-07-24 12:10 | やわらかい議論ワークショップ
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