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コミュニケーション能力と学び(覚え書き)

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■こりゃ、たいへんだ~ (2003年5月15日)

 3つのシステムを同時に運用するというのは、想像していた以上にたいへんですな(汗・・・笑)。システムのインターフェイスが違うのは慣れればクリアできる問題ですが、クラスの規模や学習者の能力もそれぞれ異なるので、当たり前のことながら、それぞれに適した対応が必要です。

 ★関大の「日本語」(留学生対象)のクラスは、パソコン教室に集合する対面授業です。11人という少人数ですから、システムの操作法がわかないという質問があっても、その場で答えることができますし、学習内容についても、個々の進捗状況に応じて臨機応変に対応できます。留学生対象の授業では、学習者の言語能力に大きな差がある場合、授業を一斉に 進めることは本当に難しいのですが、eラーニングを利用することにより、教師は、学習者それぞれのペースに応じて、個々に指導できるので、とても助かります。このクラスは、総合情報学部の2年生ですから、基本的なITスキルは既にある、という点 は大きいでしょうね。とはいえ、留学生は1年生の時に真面目でも2年生になると急に緊張感が抜けて集中力が落ちるものですが、みんな毎回すごく真剣に取り組んでいます。

 ★一方、園田の「コミュニケーション入門」は、この対極に位置します(汗)。完全な遠隔授業だというのに、履修者が当初の予想を大幅に上回り、90人を超える大人数になりました(涙)。そのうえ新入生ですから、ITスキルに大きな差があります。さらに、日本人と留学生の混合クラスですから、言語能力の差が著しい・・・といっても、日本人だから能力が高い、留学生だから低い、ということはありませんよ。思考能力や学習態度は言語能力とは無関係ですから。それでも、学生たちは必死になって食いついてくる のです(うれし涙)。そして、現場に行けない私の足りないところを補ってくださる園田スタッフの暖かいご支援に支えられながら(涙)、私も必死になって、一人一人の学生に応えています。(詳しくは、 メニュー「eラーニング」にて報告しています。)

 ★そして、関大の「基礎演習」は、2つのミックスと言えるでしょう。15人という意味では少人数クラスですが、基本的には教室には集合しない遠隔授業で行っています。また、上の2つがテキスト情報を中心と しているのに対して、この授業では、ビデオクリップを中心とする協調学習を進めています。ビデオクリップといっても、よくある教材用のビデオクリップではありません。学習者が自分たちの映像を仮想空間の中で共有しながら互いに学びあう、という試みです。当初、ビデオクリップの効果は未知数でしたが、想像していた以上の感触を得ています。詳しくはまた別の機会に報告いたしましょう。ただ、 唯一の欠点は、この授業形態で学習者が課題を消化していくためには、相当のITスキルが求められるということです。 どのクラスでもできるというわけにはいきません。

 いずれにせよ、これら3つの授業を同時に回す立場としては、本当に過酷な日々ですが(笑)、そのぶん、学びも大きい毎日です。
by tomac | 2004-10-16 17:55 | eラーニングあれこれ
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