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■続・卒研指導 (その5) → 夢は広がる

b0046050_19313784.gif2年間もつき合うと、ゼミのみんなは私の批評が厳しいことはすでに承知しているので、ある程度のダメだしには耐えられるようになっている…と信じていますから、一人ひとりにはいろいろ言いましたが(笑)、第2期生の卒業研究の総評として、次のようなコメントをしました。

●卒業論文の水準は、全体として、去年よりもはるかに向上しました。

第1期生のときは、すべてがゼロからのスタートだったので、メンバーたちと一緒に試行錯誤した段階でしたが、第2期生は、先輩たちの成果を「たたき台」として、いいところは盗み、足りないところは反面教師とできたことが、この成果につなかったのだと思います。

●マルチメディア作品の仕上がりとプレゼンには、個人差が見られました。

第1期生は、どんなにつたない内容であれ少なくとも全員がステージに立ちました。一方、第2期生の中には、諸般の事情により、自分の研究成果について口頭発表することなしに卒業研究を終えたメンバーたちがいました。といっても、たぶんそれが自然なことなのだろう…とそのまま受け入れました。

●パワーポイントとWebの強みを兼ね備えているのが Flash なのです。

第2期生にはまた後輩たちが息を飲む素晴らしい作品を披露してくれたメンバーたちがいました。時間的制約により、残念ながらFlashを使いこなすまでには至りませんでしたが、パワポやWebでもできることがこんなにあると教えてくれました。ただし、それぞれ一長一短があり、Flashこそ双方の長所をあわせもつ優れたツールであると改めて実感しました。

時間の管理がうまくできなかったのは、ひとえに私の病気のせいなので、メンバーたちの非ではありません。が、少なくともこの経験から学ぶことにより、次年度以降の課題が明確になりました。

Flashは決して容易に習得できるソフトではないけれど、表現の可能性を無限に感じるほど奥の深いメディアです。このソフトが今後も成長し続ければ、市民にとっての身近な表現ツールになることはそう遠い未来ではないような気がします。

b0046050_19321748.gifゼミのメンバーたちがFlash作品の制作に取り組むかたわらで、私も挑戦してみたいのは、Flashによる教材づくりです。たとえば、【論理のしくみ図】や【よくある論理の弱点】ならばPDFファイルの解説でもある程度は伝わるとしても、【議論の十字】に込められた「化学反応」という概念は、抽象的すぎて、平面的なスライドではなかなか表現できません。アニメーションで動的に説明できればよりわかりやすくなるのはもちろんのこと、できることなら、ActionScriptを駆使して、ユーザが操作しながら理論的概念を構築していけるような教材をつくってみたいです。今はまだ技術が追いつかない状態ですが(汗)、イメージはすでに描けているので、ぼちぼちやってみるかあ…と思っています。

*このシリーズ、このあとまだ続きます。しつこいですが(笑)、次回が最終回ですので、どうぞお付き合いを…
by tomac | 2007-02-12 19:39 | 牧野ゼミ(卒業研究)
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