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コミュニケーション能力と学び(覚え書き)

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■新・映像ブログ?(5) → 第3世代eラーニング

今回の講習では映像を使ったFlashコンテンツの基礎を学ぶことができました。おかげで、【議論の十字のFlash教材化】は、非常に原始的なレベルになるとは思いますが、なんとか形にはできそうな気がしてきました。道具と時間がそろえば…ですが(笑)

どんなモノでもいいから忘れないうちに作業をして新しい知識を定着させたいです。

近日中にサンプルができあがりましたら、みなさまにご批評いただけたら幸いです。それをもとに【映像ブログ2007の構想】を具体化していきたいと思っています。

さらに、今回の講習にはもう一つ貴重な収穫がありました。授業の合間に、講師の先生と【今後のeラーニング展開】について熱く(笑)議論したのですが、現状について私がこれまで感じてきた問題意識が、eラーニングビジネスの現場においても、そのまま共有されているということを確認できました。

実はeラーニングそのものの歴史は古く、20世紀半ばまでさかのぼることができますが、私たちが現在「eラーニング」と呼んでいるのは通常、学習環境のネットワーク化教材の電子化によるもので、一部をのぞけば、この10年間で一気に進められました。

けれども、教育現場であれ、職業現場であれ、eラーニングに関わっている人たちはみな行き詰まりを感じている、というのが実情ではないでしょうか?

でも、それは考えてみればあたりまえのことだと私はひそかに思ってきました。なぜなら、現状のeラーニングとは、言ってしまえば、ただ単に既存のものを電子化してネットワーク上に置いただけに過ぎないからです。

まず、「どういう学びを実現させたいのか」という哲学が根底にあって、「それを実現させるために何が必要なのか?」とあれこれ試行錯誤するプロセスがあって、そのうえで、「ああ、それはたしかにeラーニングじゃないとできないよね!」という手順をふむべきなのに、実際には、「上からそう言われているから…」とか、「みんながやっているから…」という理由で、とりあえず「」がつくものを試している人たちがどれだけいることでしょう。

では、いったいどうすればいいのか?

という問いに対して、自分なりのこたえは持っています。が、この先ひょっとすると、企業秘密に関わることになるかも?しれないので、今は…詳しい言及は控えておきますね。

少なくとも、現状のeラーニングビジネスのように、コンテンツやシステムを商品として販売するだけでなく(←この方法ではどうしてもビジネスが成立しにくい)、たとえば、サービスを主力商品とするような方法に変えていく必要があるのだろうと想像しています。

実は、こういう話題に興味を示してくださるのではないか?という人物が新たに浮上したので、その可能性に期待してみたいと思います。

また、システム開発と運用のすべてを抱え込むことはさすがに難しいとしても、その延長線上でなら、r3dpin3さん(とそのWebベンチャー企業さん)とも、何か一緒にできることがあるかもしれませんね…
by tomac | 2007-03-07 18:53 | eラーニングあれこれ
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