■若者よ 冒険しよう!
「大学教員はもっと自分の生きざまを学生に示すべきだ!」と主張するK教授が、私のささやかな●自分史●をご覧になって、「涙した」と言ってくださいました。人生の大先輩からそんなおことばをいただけるのは、このうえない賞賛です。
書き始めたのは1997年ですから、ちょうど十年前になりますが、当時は静岡大学のマルチメディア演習室に常駐していて、学生がいないときは暇だったので(笑)、なんとなく書き始めて、その後、職場が変わるごとに書き加え、最近になってようやく「完」という心境になったのです。
「生きざま」といえるほどのものかどうかはわかりませんが、伝えたいのは、「人生なんとかなるものよ」という若者へのエールでしょうか。
これまで関わってきた若者たちには「石橋を叩いて渡る」慎重派が多く、「そんなにこじんまりとした人生設計でいいの?」とこちらが心配してしまうほど保守的なのですが、就職難の時代を生きる若者なりの「生きざま」なのかもしれませんね。でも…
たとえ石橋が壊れても、誰かが助けてくれるよ。一つひとつの出会いに丁寧でありさえすれば…
少なくとも、人生にはいろんな選択肢がある、ということを知るための一冊を紹介します。
『ライフストーリーでつづる国際ボランティアの歩き方』 久保田賢一・浅野英一編著(2007)国際協力出版会
お気に入りは久保田真弓先生の【第1章:身近な「コミュニケーション」を学問に】です。先生の意外な一面が軽快に語られています。限られた文字数でこれだけのインパクトを与えるのには「技」が必要ですが、学生時代に落語研で鍛えた腕は健在のようですね!
書き始めたのは1997年ですから、ちょうど十年前になりますが、当時は静岡大学のマルチメディア演習室に常駐していて、学生がいないときは暇だったので(笑)、なんとなく書き始めて、その後、職場が変わるごとに書き加え、最近になってようやく「完」という心境になったのです。
「生きざま」といえるほどのものかどうかはわかりませんが、伝えたいのは、「人生なんとかなるものよ」という若者へのエールでしょうか。
これまで関わってきた若者たちには「石橋を叩いて渡る」慎重派が多く、「そんなにこじんまりとした人生設計でいいの?」とこちらが心配してしまうほど保守的なのですが、就職難の時代を生きる若者なりの「生きざま」なのかもしれませんね。でも…
たとえ石橋が壊れても、誰かが助けてくれるよ。一つひとつの出会いに丁寧でありさえすれば…
少なくとも、人生にはいろんな選択肢がある、ということを知るための一冊を紹介します。
『ライフストーリーでつづる国際ボランティアの歩き方』 久保田賢一・浅野英一編著(2007)国際協力出版会
お気に入りは久保田真弓先生の【第1章:身近な「コミュニケーション」を学問に】です。先生の意外な一面が軽快に語られています。限られた文字数でこれだけのインパクトを与えるのには「技」が必要ですが、学生時代に落語研で鍛えた腕は健在のようですね!
by tomac
| 2007-04-10 17:54
| コミュニケーション能力って