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コミュニケーション能力と学び(覚え書き)

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■議論の十字

 先日お話ししたとおり(2004年10月19日)、動的イメージとしての議論モデルということで、「議論の十字」というモデルを本日の授業にて紹介しました。

 導入として、「理科ねっとわーく」からお借りしたデジタル教材は、主に二種類ありますが、一つは、①「化学反応と分子エネルギー」について説明するアニメーションで、もう一つは、②「化学反応と触媒の働き」について説明するアニメーションです。

 「理科ねっとわーく」には登録しないとログインできないので、実物にリンクをはれないのが残念ですが、それぞれの教材のポイントは、こういうことです。

①分子エネルギーの低いときは、衝突しても反応しないが、分子エネルギーの高いときは、衝突すると反応する。

②触媒がないときは分子はほとんと反応しないが、触媒があると、分子が乖離して原子になり、別の原子と結合する。こうしてできた新しい分子は触媒から離れていく。

 といって言葉で説明しても、なかなか意味が伝わらないと思いますが、これをアニメーションで見ると一目瞭然ですので、興味のある方は、ユーザ登録のうえ、実物をご覧になってくださいね。(といいつつ、教育従事者でないと、登録できないのかしら?)

 では、いったい化学反応と議論モデルが、どうつながるのか?とお思いかもしれませんが、とりあえず授業で用いたスライド教材をホームページにアップしておきましたので、まだイメージだけなのですが、ご参照ください。なお、文章化した詳しい解説も準備中です。しばしお待ちを。

 いずれにせよ、「中学・高校でならった化学の知識が、コミュニケーション学(議論学)と、こんなふうにつながるのかもしれないよ~(仮説だけど)」という話をすることができたのは、いかにも「総合情報学部」らしくて、なんだかうれしかったです。

 それから、単なる知識としてのモデルではなく、まさに授業の中で進行している「対話デザイン・プロジェクト」(2004年9月17日、2004年10月20日)について、このモデルを用いながら説明できたことは、学期後半にかけて、議論をさらに深めていくうえでの方向づけになったのではないでしょうか。

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 ちなみに、脳の本(2004年10月25日)の続きですが、注文していた、アントニオ・R・ダマシオの『無意識の脳 自己意識の脳 身体と情動と感情の神秘』が届いたので、さっそく読んでみようと思います。なんだかすごく「そそられる」章立てなので、読み終えたら、また感想をつづりたいと思います。

 カバーに載ってる写真を見ると、ダマシオって、想像していたよりずっと若く見えて、学者というより、俳優みたい。
by tomac | 2004-10-27 13:09 | コミュニケーション能力って
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