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コミュニケーション能力と学び(覚え書き)

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■E-Learn2004 報告(その1)

 とりあえず無事にもどりましたー。(笑)

 入国審査はしんどかったけれど(涙)、充実した5日間(E-Learn 2004)で、出会いという意味でもとても実りある旅だったので、そのしんどさも苦になりませんでした。

 とはいえ、いっきにお話しできないので、まずは全体的な印象からお伝えしますね。

 私にとって、AACEへの参加は今回が初めてで、学会の様子がよくわからなかった、ということもあって、発表のテーマには、教育方法や教材開発を扱った内容ではなく、eラーニングとして無難な(?)「学習環境」を選びました。

 ところが、ほかの参加者の発表をきいてみると、ITうんぬん、というよりも、「学び」そのものにかなり踏み込んだものが少なくなく、自分にとっては、そちらのほうがずっと刺激的でした。

 一方、私の発表は、といえば、

「遠隔オンライン学習は、対面の学習に劣るのだろうか?」

という問題提起であり、どちらかといえば、「反eラーニング」的な人たちに対して、遠隔教育の効果を訴えるという、いわば後向きな提案だったということに気づきました。

 もちろん、発表を聴きにきてくださった方々は皆すごく真剣に聴いてくださって、すべて完璧にできたわけではないけれど、自分なりに納得のいく準備をしてよかった、と思えました。

 ただ、私の想像では、(何らかの意図をもって参加してくださった方をのぞいて)ほとんどの人は、eラーニングに対して懐疑的な人、実践を始めたばかりの人、問題をかかえて行き詰っている人などだったのではないかと思います。

 まあ、そういう層を想定したタイトルですから、当然といえば当然ですが…。

 でも、次の機会には、むしろ、ばりばりの「eラーニンガー」(?)をうならせるようなテーマを選びたいものだな、と思ったしだいです。(笑)

 ちなみに、「e-Learn 2005」は、バンクーバー(カナダ)だそうですよ~。

 いずれにせよ、国際学会と海外出張は、準備と移動の負担が大きいので、ついつい敬遠してしまいがちですが、もっとマメに外に出ていかなきゃだめだな~、ということを強く実感するきっかけになりました。

 というのも、

 eラーニング研究においては、「どこまでができていて、どこからが課題なのか」に国境はないんだ!ということがよくわかったからです。少なくとも現時点では。

 各国から集った研究者たちとのホットな出会いがそう思わせてくれたのですが、一つ一つ書いていこうと思いますので、よろしければ、このあともおつき合いくださいね。
by tomac | 2004-11-07 19:53 | eラーニングあれこれ
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