人気ブログランキング |

コミュニケーション能力と学び(覚え書き)

tomag.exblog.jp ブログトップ

2008年 02月 21日 ( 1 )

■意志と情熱だけでは…

昨日の記事(プロとアマの分かれ道)について、総情三回生さんから、次のコメントが寄せられました。

-----
立花隆が20年以上前に書いたルポに、『青春漂流』(講談社文庫)があります。この本には、ソムリエ・田崎真也や猿回し・村崎太郎をはじめ11名の職人(プロ)が登場し、彼らの半生が描かれていますが、立花は「人生における最大の悔恨は、自分が生きたいように自分の人生を生きなかったときに生じる。一見いかに成功し、いかに幸せに見えても、それがその人の望んだ人生でなければ、その人は悔恨から逃れることができない。反対に、いかに一見みじめな人生に終わろうと、それが自分の思い通りの選択の結果として招来されたものであれば、満足はできないが、あきらめはつくものである」として、「自分と自分の意志と情熱のみを信じて、新しい人生を切り開く」よう、「他者の側にではなく、自分の側に自分の人生を賭け」るよう読者に求めています。
-----


他者の側にではなく、自分の側に自分の人生を賭けるべきとは、本当にその通りだよなあ、と思う反面、それが一番難しいんだよね、と思ってしまいました。なんだか、水を差してしまったら、申し訳ありませんが。

意志と情熱だけで夢がかなうなら、この世はどんなにすばらしいところだろう、と思うけれど、現実の世界は、思い通りにならないことのほうがはるかに多いです。誰もが物理的な制約や社会的なしがらみの中で生きていかなくてはならないのですから。そういうものから自由な人がいるとしたら、その人はとてもめぐまれた環境にいるのでしょう。

ただ、制約もしがらみも、実は流動的で一時的なものなので、状況は常に変化し、いずれチャンスはめぐってくる、という【自然界の摂理】がわかれば、おのずと道は見えてくる、というのが個人的な人生観です。

けれども、そのチャンスがいつなのかは簡単には予測できません。ですから、いつ何時でも準備を怠らないこと、それに尽きます。これは、やろうと思えば誰にでもできることのはずですが、丁寧にこつこつと継続するのは簡単なようで難しい。

それで、ふと思ったのですが、本人の意志や情熱はもちろん大事ですが、それを支えてくれる人の存在、つまり、「自分のめざす道の価値を認めてくれる人」の存在は、もっと大きいのかもしれません。そういう人が誰もいない孤独な道は、一人で歩み続けるには、あまりに長く険しすぎるから…。

by tomac | 2008-02-21 10:06 | コミュニケーション能力って
line

このブログのトップページは www.tomac.jp です。


by tomac
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー