コミュニケーション能力と学び(覚え書き)

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カテゴリ:プロジェクトいろいろ( 64 )

◆大きな前進となりました

宇都宮大学FD研修会にお招きくださった蜂屋大八先生からは事前に次のリクエストを頂戴していました。

1) アクティブ・ラーニング担当者むけで
2) 評価指標作成のヒントになるような
3) 「目からウロコ」的な内容


というわけで、かなり高いハードルでしたが(^^;
プログラムは次のように考えました。

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先生方に活動を体験していただくワークはこれまで経験を重ねていますが、評価という柱を組み入れてプログラムを組み立て直すのは初めての試みでした。

ですから、私自身にとってもチャンレンジでした。

当日の様子は宇都宮大学ラーニング・コモンズのブログで紹介されています。

◆こちらです(クリック)◆

「昨日のFDワークショップでは、長時間のご講演をいただき、誠にありがとうございました。参加した多くの先生方から、とても参考になったとのコメントをいただきました(お世辞ではなく、本当に反響が大きかったです)。 」

「実践と評価の2本柱は今回が初めての試みでしたが、十字モデルの「使い道」をご理解いただくためには、そのほうが説得力があるのでしょうね。この気づきは私にとっても大きな収穫となりました。2時間という時間枠を設定していただけたおかげで、このようなチャレンジの機会が与えられました。どうもありがとうございました。」

「昨日のコンテンツは、何度かお話しになられた完成品 と感じましたが、本学が初だったのですね。とても分かりやすく、自然な流れに感じました。」

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なるほど、なるほど。

十字モデルを評価の枠組みとして用いること自体は『「議論」のデザイン』の中でも紹介していますが、今回は新たに、動的モデルとしての十字モデルをミクロとマクロを包括する体系に組み入れることができました。

これは私にとって『「議論」のデザイン』以来の大きな前進となりました。

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by tomac | 2014-04-11 13:08 | プロジェクトいろいろ

◆宇都宮へ参ります

ちょうど1年前、藍野大学の講演会で「十字モデルで育てる論理的思考」というお話をさせていただきました。

タイトルに「十字モデル」を含めたのはこのときが初めてでしたが、長年「難しい」と言われ続けてようやく「わかりやすかった」と言っていただけたのが、すごくうれしかったことをよく覚えています。

先月は、びわこ学院大学にお招きいただいて「十字モデルを用いたライティング指導」について紹介しました。先生方のアンケートによると、多少なりともお役に立てたようなので、ほっとしています。

来月は宇都宮大学に参ります。

「十字モデルを活用した授業実践と評価方法」という内容の講演+ワークショップですが、タイトルの変遷を見ると、少しずつでも前進できているのかなと感じます。

大学の先生むけのワークショップはひさしぶりなので、緊張と同時にワクワクします。


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by tomac | 2014-03-10 16:55 | プロジェクトいろいろ

目からウロコが落ちました

高知県立大学看護学部のFD活動を無事おえることができました。これまでも医療の分野として薬学部やリハビリテーション学部から声をかけていただきましたが、看護学部は初めてだったので、はたして受けいられるだろうか?という不安な気持ちも少しありました。

でも、さすがは現場経験をお持ちの先生方ですね。まさに看護師さんたちに囲まれているようなやわらかい空気の中でリラックスして取り組めたので、私も楽しかったです。

これまでの経験とてらしあわせると、学校現場の先生たちの感想として多いのは、「自分たちがいかに日頃こういうことをしてこなかったのかということに気づいた」という声です。一方、看護学部の先生たちはまったく逆でした。「これは私たちがいつもしていることよ!問題解決のために、いかに適切な判断をするのか、ということを普段から指導している」そうです。

また、看護の職場はチームで動くことが多いそうなので、対話を通して論理的に思考する、という活動がすーっと受け入れていただけたようですね。

学校の先生は、どちらかというと「これからはなんとか工夫してこういう活動を取り入れていきたい」という感想のほうが多いのですが、看護学部の先生は、「あの人、この人、といろんな人の顔が浮かんだ」とおっしゃっていたように、具体的な活用の場面をすでに考えていらっしゃいました。

長時間の活動でしたが、みなさん最後まで真剣に取り組んでくださいましたし、先生方のお話を聞いたり、ご質問にお応えするなかで、私自身が気づいたこと、学んだことがたくさんありました。何より、ベテランの先生方が「使える!使える!」と熱く語ってくださる姿に、なんというか、今まで経験したことのない幸福感を覚えました。
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by tomac | 2012-02-19 19:10 | プロジェクトいろいろ

◆ありがとう

想像以上の手ごたえを感じました。スタッフの方々にお礼を申し上げます。
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by tomac | 2011-12-18 10:26 | プロジェクトいろいろ

◆十字モデルで論文指導

第8回 関西地区FD連絡協議会主催ワークショップ
「思考し表現する学生を育てるⅣ―ライティング指導の方法―」

師走の忙しいこの時期に、わざわざ足を運んでくださる参加者の方々に、何か一つでも持ち帰っていただけるよう、精一杯の準備をしました。当日はよろしくお願いいたします。

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◆詳細はこちらから◆
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by tomac | 2011-12-15 17:14 | プロジェクトいろいろ

◆十字モデルのミニレクチャーをします

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微力ながら、「思考し表現する学生を育てる」ワークショップにてグループワーク(テーマ①:論文指導)のミニレクチャーを担当させていただくことになりました。

「十字モデルで協同的に論文を考える」

十字モデルというタイトルで、公式にレクチャーさせていただくのはこれが初めてです。精一杯とりくみます!
◆くわしくはこちらのホームページへ◆
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by tomac | 2011-11-04 15:46 | プロジェクトいろいろ

◆かざぐるま

b0046050_16571938.gifK先生「十字モデルはどうですか?」
まきの「だいぶやわらかくなりましたよ。いろんな人につっこまれて…笑」
K先生「かざぐるま…とかはどうですか?」
まきの「なるほど…。いいですね!さすが、K先生ならではのセンスですね。」

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by tomac | 2011-09-14 17:04 | プロジェクトいろいろ

◆うれしい知らせ・マンガ構想

数年前にワークショップに参加してくださった方からうれしいメールが届きました。その方が所属されている研究会で十字モデルが取り上げられたそうなのです。自分の知らないところで十字くんが料理されているかと思うとドキドキしますね。そんなふうに小さな広がりを見せてくれてワクワクしていますが、いよいよ十字モデルのマンガ構想が一歩進みましたよ。たまたま、『「議論」のデザイン』の装丁を担当してもらった旧友が会いに来てくれたのですが、マンガの構想を話すと、想像していた以上にノリノリでした もちろん素晴らしい装丁を仕上げてくれたけれど、マンガのほうが彼女の力が引き出されると思うのです。
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by tomac | 2011-09-07 17:51 | プロジェクトいろいろ

◆先生のふりかえりから

教員免許状更新制は不安定な政策のまま3年目を迎えました。ただでさえ忙しい教師に講習を義務付けることが、学校現場の支援につながるかどうかは、講習を提供する大学側にかかっています。制度そのものを変えることはできないけれど、せめて、しぶしぶ参加した先生たちに何か一つでもヒントを持ち帰ってもらえる場としたい、と願いつつ取り組んでいます。

「ワークショップ:やわらかい議論のつくりかた」を終えた先生たちのふりかえりは、今回も読みごたえのあるものばかりでしたが、教師というよりは一人の学び手としての率直な声が印象に残ったものを(一部抜粋して)紹介させていただきます。

●今日の講義のテーマを初めて見た時、「えっ!? 議論にやわらかなものなんてあるの?」と思いました。これまでの経験からはピンとこない。それが正直な感想であった。しかし、今日、「十字モデル」を学習し、自分の意見や立場をはっきりさせて、7つの構成要素をしっかり考えた上で検証し、さらに他者の意見(論理面と感じたことを色分けしたのは分かり易かった)を受け入れていけば、他人に「なるほどな。」と思わせる議論を展開することができる、ということがわかった。強い口調で相手を威圧したり、相手の矛盾を無理矢理探して相手をねじ伏せるのではなく、相手が自発的に納得するように持っていく方法こそ「十字モデル」であり、「やわらかい議論」作りであると思った。

●議論が苦手な私は、グループに分かれて論じるなんて、とんでもないと思いました。理科の授業では議論することもなく、職員間の議論しかなかったためです。学校でも、話し合えば時間がかかるばかりで結果が出なかったり、何も決めることができなかったりするからです。しかし、今日の講義での十字モデルを利用して、頭のなかで構築しながらでも議論するならば、ちょっと楽しいかもと感じたのが率直な感想です。教室で、授業でやってみたい気持ちになり、議論することもやり方しだいかな、議論することも悪くないなあ、と帰りの電車でつぶやくと思います。

●小論文の作成や話し合いにおいて、仮説、考察、予想される反論、結論をあらかじめ短文等で準備し、それを上手に組み合わせて、書く、話す、のだと生徒に伝えても、生徒は具体的にどうしてよいか戸惑ってしまいます。特に「論理的」ということが生徒には難しいようです。私自身も、上手く説明できる場合もあれば、相手によっては、自分の説明そのものがどんどん論理的でなくなってしまうこともあります。今回の十字モデル、特に「横軸」を用いた練習は、とてもわかりやすく、高校生にも使えるのかもしれないと思いました。

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by tomac | 2011-08-08 17:10 | プロジェクトいろいろ

◆ハンドブックをつくりました(一部を抜粋しますね)

十字モデル  って、なんやねん?

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学生の声を聴いてみましょう。

十字モデルですが、最初は使い方がよく分からず、どのような場面で使えるのか全く分かりませんでした。しかし回数を重ねるごとに、少しずつ分かるようになりました。議論をする時によく「今、何について話しているのだろう?」と思うことがあるので、命題(話している内容)がはっきりすると議論がスムーズに進むと考えました。

十字モデルを最初に説明されたときは、議論の構造がどのように割り当てられるのか、関連はどうなっているかなど、さっぱり理解できていなかったが、回数を重ねるごとに確実に力がついているのを感じた。あらゆる視点から熟考することで、全く別の意図が読み取れたり、主観と客観を分けて考えるため、常に偏った考えにとらわれることなく話を進めることができた。

十字モデルは、最初はディベートと似たところがあると思っていましたが、賛成・反対のどちらかに分かれて一方だけ考えるといった偏った意見で考えられず、十字モデルを完成させるためには、筋道を立てて考え、矛盾があってはならないので、一つの命題から様々なことを考えさせられました。例え、ある命題に賛成しても、必ずそれに反論をいれなければならないので、それが十字モデルのミソだと感じました。

●ディベートはその多くが説得力を競い合う競技の形で行われます。そのため、人間関係や対立関係が悪化する恐れがあると思います。また、自分の意志が強すぎて、相手の意見を尊重することが難しくなるかもしれません。これに対し、十字モデルの議論活動は、身近な道具を使い、生徒の興味を引き出していました。また、議論をする人は全員ですが、その中でもワークシートに書き込む人、意見をまとめる人といった役割を一人に押し付けず、全員が協力し合っていました。十字モデルの議論を通じて、自分の意見、相手の意見を尊重し合える力と人間関係を創ることができました。


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今年も教員免許状更新講習にて「やわらかい議論のつくりかた」を実施します。参加してくださる先生方に配布するために、ハンドブック「十字モデルってなんやねん?」をまとめてみました。
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by tomac | 2011-08-01 14:50 | プロジェクトいろいろ
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