コミュニケーション能力と学び(覚え書き)

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カテゴリ:牧野ゼミ(シューカツ日記)( 6 )

■シューカツ奮闘記 → 本物のサクセスストーリー 【結】

(つづき)

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送信日時: 2008年5月14日

オフィスアワーの時そんな事言いましたね……(´∀`;) でもホント、パニクった状態で書き始めても十字を意識する事で頭が整理されて落ち着きを取り戻した気がするので…これは授業の賜物だと(笑) 私がお手伝い出来る事があれば何でも仰って下さい。それでは!
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送信日時: 2008年5月14日

昨日もゼミの時間(4回生)に□□さんの話をしたばかりです。まだ決まっていない人、迷いのある人が多いので、大いに刺激を受けていましたよ。それから、私を手伝ってくれる、というありがたい気持ちがあるなら、お願いしたいことは、ただ一つです。いつか編集者として力をつけたら、そのときは、私の教育・研究の活動を取り上げて記事にしてください。
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無限の可能性をひめた若者たちと、こんな話ができるのは大学教員の特権です。

「いつか先生とお仕事が出来るように… 読んだ瞬間モリっと涙が出ました。何年かかるか解りませんが、その言葉を胸に、目標に、成長していきたいと思います。」

私の目にも思わずモリっと涙が出ましたわ(笑)

そういえば、昨日のゼミでは、4回生の女子学生から「ANAに決まりました!」という報告を受けました。1年前にJALに就職した先輩に続き、フライトアテンダントの夢をかなえた学生はこれで二人目です。むろん「スッチー」を奨励しているつもりはないけれど、出版社であれ、航空会社であれ、難関といわれる職業をめざして健気にがんばる学生たちに、ゼミ活動が少しでも役にたったのだとしたら、指導者としては、これほどうれしいことはありませんよね。

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by tomac | 2008-05-21 10:12 | 牧野ゼミ(シューカツ日記)

■シューカツ奮闘記 → 本物のサクセスストーリー 【転】

今日はちょうど□□さんの初出社の日です。今頃必死になって仕事を覚えようとがんばっていることでしょう(笑)。彼女から連休明けに届いたメールには内定をいただくまでの過程が生々しく描かれていましたが、企業の側も、採用の時期に関わらず、本当に欲しい人材を慎重に選んでいる様子が伝わってきました。

働く人間にとって、自分が必要とされていると実感できる場で働けることほど幸せなことはありません。職業意識というものをまだ持たない大学生に、そういう視点を持てということ自体に無理があるのかもしれませんが、とりわけこの時期には、まるでシューカツが早い者勝ちであるかのような誤解が広がります。

私が見る限り、早く決まる学生にはたしかに一定の傾向があり、ある特定の能力に秀でていることは間違いありません。けれどもそれは実際に仕事を始めてから求められる様々な能力からすれば、ほんの一部に過ぎず、早く決まった人のほうが人材として優れているわけでは決してありません。そういうところをきちんと見てくれる職場で働ける彼女は幸せ者だな、と思います。


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□□です!
送信日時: 2008年5月10日

こんにちは、お久し振りです。3期生の□□です。前回のメールから大分時間が経ってしまって申し訳ありません…先方の都合で選考に時間がかかってしまっていました。

そ・れ・で

内定を戴きました!卒研概要を送った出版社です。出版部の編集として採用して戴けたようです。企業や事業主向けで一般の書店には流通していない雑誌を作っているところです。規模は小さいですが、初めての就職でやりたい事が出来るかもしれないので、ひとまず頑張ってみようと思っています。何事もなければ19日が仕事始めになりそうです。今まで本当にご心配とご迷惑をお掛けしました。本当にありがとうございました。入社案内の書類がまだ届かないのでまだドッキリの可能性が無きにしも非ずなんですが(笑) 浮かれすぎず、落ち着いて初出社に備えようと思います。本当に、本当にありがとうございました!!!!!!!
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おめでとう!
送信日時: 2008年5月10日

たしか決まれば連休明けから採用と聞いていたので、だめだったのかな…? と案じていましたが、例の会社に決まって本当によかったです。有名企業に就職したって、自分のやりたいことなんてそう簡単にさせてもらえるものではないのだから、編集の仕事に初めから関われるなら恵まれているケースだと思う。待ったかいがあったね。もちろん、□□さんの書く力が認められたから、だけど。

それにしても、卒研概要を送った出版社に決まった、というのが何よりもうれしいです。後輩たちにも「伝説の先輩」として伝えられます。(中略)とにかく、本当におめでとう! ほっとしました(笑) 牧野 (^-^)
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ありがとうございます!
送信日時: 2008年5月12日

牧野先生、こんにちは。□□です。無事に書類が届いたので、どうやら内定はドッキリではないようですよかった(笑) 会社の方も連休明けの採用を予定していたらしいのですが、応募者が思いの外多くてその人たちの面接に時間を取られたそうです。私はイレギュラーだったお陰で1次面接で受けるはずの試験が用意されておらず、じゃあ次回お越し戴いた時に…と自動的に1次通過してしまったり概要を見て戴くチャンスをもらったりで色々とラッキーで、先生の「就職は縁のもの」という言葉を思い出しました。概要については「面白いテーマに取り組んでたんですね」というコメントだけだったのでどんな評価を受けたかまでは解りませんが、やる気と熱意は受け取って戴けたんだと思います。

後輩の皆には「何かひとつでも頑張ったと言える証を残しておけば開ける未来もあるよ」と伝えて下さい。保護者(先生)同伴でキャリアセンターへ行ったグダグダ伝説はかなり勇気出ると思います(笑)

あ!あと議論の十字は役に立つよ、とも…焦っても頭に十字を思い浮かべながら書けば少なくとも支離滅裂な事にはならないよ、と。確か2期生の□さん?も同じように仰ってたと思いますが、私も今回の事で実感しました。

長い間ご心配をお掛けしましたが、いいスタートが切れたので頑張ります!また何かあったらご連絡しますね。先生もお体に気をつけて頑張って下さい。それでは!(´∀`)
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こちらこそ、ありがとう‏                                            
送信日時: 2008年5月12日

ドッキリであるはずはないと思っていたけれど(笑)、正式に書類が届いて、よかったね。ほっとしたことでしょう。(中略)第4期生のオフィスアワーのとき、先輩として参加してくれた□□さんが、議論の十字について、「最初これを見たときは、なんやねんこれ?と思ったけど…」とポツポツと語ってくれたことを今でも覚えているけれど、その□□さんがなあ~と感慨深いものがありますよ(笑)。ぜひ自信をもって、人生の新しいスタートを迎えてください! 牧野
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(つづく)

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by tomac | 2008-05-19 16:40 | 牧野ゼミ(シューカツ日記)

■シューカツ奮闘記 → 本物のサクセスストーリー 【承】

(つづき)

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送信日時: 2008年4月3日

こんばんは、□□です。一日の終わりかけにアレなんですが、少し色々あった(?)のでメールしました。今日はメールでお話した出版社の会社説明会に行ってきました。説明会というよりは見学といった感じだったんですが、人事の方にパソコンのスキルについて質問された時に「○○は使えます、××は使った事あります」と言ったら、編集部の責任者の方から会ってみたいとの内線が入ったので(笑)急遽その方と軽い面接をする事になりました。

真っ白な頭で仕事の流れの説明やらを聞いたり質問にしどろもどろ受け答えしていたら「書いた物読んでみたいんですけど、何かあります?」と言われたので、「卒論の概要ならPDFであります」と言ったら「じゃあそれ送って下さい」という事でアドレスをもらって今日は終わりました。

えぇとそういう訳でして…自分の書いた物で人前に出せるのがそれしかないのであの概要を送ってみてもいいでしょうか…? というかこれ何の許可を得ようとしているのか解らないんですがっていうかいきなりの超展開に頭がついていかない&自信がないっていうので何となく先生に話を聞いてもらいたかったんだと思います……はい。

面接の時に「自分の国語力に自信あります?」とか「文章書くの速いですか?」とか聞かれてうっかり「あります、取っ掛かりが掴めれば後は速いです」とか言っちゃってて、それがこれからバレるのかと思うと(履歴書で既にバレてるけど)うわ~……(´Д`;)ってなって………。親には「そんなん入ったモン勝ちやから入った後にしごかれろ!」と言われたしそれはその通りだとも思うんですが……うぅ。

普段説明会の途中でいきなり面接、という事はないらしく、何となく好感触な感じもしなくはないのですが、その分何かが怖いです。また後日その他の応募者と一緒に国語力のテストと小論文(書いた事ない!)をやるそうなので道程はまだまだですが、上手くすれば4月中に選考を終えて5月の連休明けに入社という運びに出来そうな感じです。

あああ要領の得ない文章ですみません…でも少しすっきりした気がします。どれだけ出来るか解りませんが勉強しようと思います。お返事早く欲しいとかないので気にしないで下さいね。好きなだけ書き散らして終わってすみません。それでは!

□□□□□
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送信日時: 2008年4月4日

□□さん  こんにちは、牧野です。

すごいじゃんっ!! よかったね~(^0^) 卒論概要のPDFはそういう用途に送っても何ら問題ないと思います。が、念のため、朝一で事務に確認してみますので、しばらくお待ちください。

「□□□□□の書く力は、ゼミの指導教員(牧野由香里)が保証します」と、ゼミの指導教員が申しております、と伝えてもかまいませんよ。もし担当者の方からのご質問がある場合は、牧野に直接連絡してくださってもかまいません、と伝えてください。

牧野
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送信日時: 2008年4月4日

こんにちは、□□です。先生!!朝早くからメール返していただいて、しかも事務室に確認まで取っていただいて本当にありがとうございました!!!!早速担当の方にメールに添付して送りました。何やら緊張しますが、先生にそこまで言っていただけるんだからどこに出そうが恥ずかしくないんだ!!!!と自分を奮い立たせてます。ほんとに、ほんとうにありがとうございました。またリアクションがあったらご連絡します。本当にありがとうございました!!!!

□□□□□
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(つづく)

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by tomac | 2008-05-17 12:44 | 牧野ゼミ(シューカツ日記)

■シューカツ奮闘記 → 本物のサクセスストーリー 【起】

まきのゼミでは、すでにシューカツを終えた人もいますが、いただいた内定をお断りして、まだ続けているメンバーも少なくありません。考えてみると、私は「早く決めろ」と急かしたことは一度もないですね。むしろ、「本当にそれでいいの?」と口癖のように言っています。

友だちがシューカツを終えてほっとしていると、自分も早く解放されたい気持ちはよくわかりますが、「まだ迷ってる」と顔に描いてあるよ~ といいたくなる表情をしていたら、やはり心配になります。納得のいくまで続けて、卒業式までに決まっていればそれでいい。それよりも、私が口うるさく言うのは、

シューカツに追われて欠席が続いた人よりも、卒業研究に真剣に取り組んだ人のほうが、結果的には、進路に成功しているように見えるよ

ということです。なぜなら、自分が一生懸命取り組んだ研究の成果について自信をもって語れる人のほうがはるかに、ことばに説得力があるからです。

まあ、そんな私のウンチクよりも、汗水たらしてがんばっている学生たちの生の記録のほうが説得力があるので、最近経験したばかりの小さな物語をシリーズでご紹介しましょう。

この春卒業したメンバーで、卒業式の時点でまだ就職先が決まっていなかった女子学生がいました。社交的ではないけれど、人との関わりに丁寧な内気屋さんで、やり始めたら、とことんやるタイプかな。そんな印象だったのが、ある日、彼女の隠れた才能に驚かされました。「え、□□さんって、こんなに書けるの?」と思わず口走ってしまったほど、単なる文章力を超えた独自のスタイルを(この若さで!)すでに持っていたのです。

当時はまだ就職したい業種さえ決まっていなかった彼女でしたが、「出版業界で編集の仕事に関わることをめざしてはどう?」という私の提案を受け止めて、真剣に考えてくれたようですね。他の人より半年から一年遅いスタートではあったけれど、秋が深まった頃、彼女のシューカツが始まったのでした。

けれども、世の中そんなに甘くないですわ。結局、卒業式を終えたあと、大学のキャリアセンターの方のご厚意で、紹介していただいた求人情報を(雨の中)一緒に聞きに行ったほどでした。というわけで、物語は、卒業式を終えた数週間後から始まります。ちなみに、彼女のメールの文面は「能ある鷹は爪を隠しているので、イマドキノ大学生ふうです。


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Date: Wed, 2 Apr 2008

牧野先生  こんばんは、3期生の□□です。一週間前にメール送ったと思っていたのが今になってちゃんと送れていなかった事に気づいたので、今回アドレスを変えて送ってみました。本当にすみません; 早いものでもう2週間経ってしまいましたが、卒業式ではホントに、卒業式なのに、ホントにお世話になりました; 最後の最後までありがとうございました。

(中略)

先週の火曜日に大阪で就職フォーラムがあったので、そこで見つけた出版社の会社説明会に明日(3日)行ってきます。何やら個別に行ってくれるというのでドキドキします。うへぇ。

あと初めてこういう大きな会場に行ったんですが、何か私みたいな就職浪人?の人が結構いて「おぉ~」と思いました。

今はそんな感じで…相変わらず焦るということを知らない図太い神経ですが受けに行く時は真剣に、という気分だけは何とか保っています。先生もお体に気をつけて新しい年度をスタートして下さいね。また何か変化があったらご連絡します!
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送信日時: 2008年4月2日

□□さん  こんばんは、牧野です。連絡ありがとう。

(中略)

□□さんには□□さんのペースがあるので、そのペースでじっくり進めばいいと思います。ゆっくりながらも、前進しているわけですから。出版社を自分で見つけてきたなら、それも大きな一歩ではないですか。結果はどうあれ、連絡を楽しみに待っています。

牧野
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(つづく)

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by tomac | 2008-05-15 12:28 | 牧野ゼミ(シューカツ日記)

■シューカツ日記 (ゼミのメーリングリストから)

こんにちは、牧野です。

今週のゼミでは、【シューカツ対策】を実施しました。

あるメンバーから、
「面接でゼミ活動についてきかれると、どう説明していいか困る」
という相談があったからです。

そこで、今週のゼミの時間に、みんなで模擬面接?をしながら、
傾向と対策を考えてみました。

話し合いの成果を、出席できなかったメンバーのために、
まとめてもらいました。(□□さん、ありがとう)

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コミュニケーション能力の開発
      ↓
グループワーク、対話、議論
      ↓
ツール等を用いて、物事を論理的に考える練習(ロジカルシンキング)
      ↓
劇や映像を通して、自分の考えを可視化(みえる化)する
      ↓
この経験で、何を話す時にも、一歩立ち止まる習慣がついた。


具体的に、これがなんの役に立つかと聞かれれば、なんとでも言えるでしょう。プレゼンでもよいし、日常会話だっていい。
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●卒業生(第1期生~第3期生)で、
この内容に補足があれば、あるいは、
シューカツでのワンポイントアドバスなどがあれば、
よろしくお願いします。

●私からのアドバイスとしては、
ゼミ活動についてきかれたら、まずは簡潔に上記のように説明し、
その後、面接者から質問があれば、その点を深めていけばいいと思います。

最初から細かいことを説明しようとすると、
聞いているほうは、何が言いたいのかわからなくなってしまいますから。

それから、単なるゼミの紹介に終わらず、話す内容に、
その人の個性が出るように工夫しましょう。


たとえば、以下は、あるメンバーとのやりとりです。
参考にしてください。

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今日の面接の練習凄く役に立ちました(≧∇≦)ありがとうございました☆
授業終わったあとに先生に聞こうと思っていたのですが、
忙しくて聞けなかったことがあるんです。
今日先生に「もう少し練習したほうがいい。○○さんらしさがない」
と言われてしまったのですが、
自分でも言いたいことは分かってるのにいざ話し出すと
何を話したらいいのかが分からなくなって混乱してしまうんです。
こういうのは面接を重ねるしかないんですかね。。

あと私らしさというのはなんなんだろうって(笑)
何が悪かったか、先生の視点でもいいので教えていただけないでしょうか。

ゼミの子にはとりあえず落ち着けと言われました。
言っていることが伝わらなかったかなぁと考えて
ちょっとネガティブになってます。。
(と言いつつ翌朝はケロッとしているんですけどねw)

なのでなにかアドバイスいただけませんでしょうか。
お願いします。
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こんにちは、牧野です。
そうですか、役立ちましたか。それは、よかったです。

「とりあえず落ち着け」というのはその通りだと思いますが(笑)、
○○さんの良さは、ここぞ、というときの「根性」だと思うので、
それがうまく表現しきれていないと感じました。

3回生のとき、ビデオクリップがうまく再生できなかったときは、
途中で投げださずに最後まであきらめなかったこととか、
チームがうまくまとまらずに、バラバラになりかけているようなときでも、
最後まで踏ん張ってやり通すところがあるので、
単にゼミ活動を紹介するだけでなく、
その活動を通して○○さんの個性と強みが伝わるような表現ができればいいのに、と思いました。
それをいかに表現するかは、自分なりに見つけるしかありませんが…。

参考になれば、いいのですが。

牧野
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返信ありがとうございます。゜(●゜´Д)

あっやっぱりそうですよねリo´ゥ`リ(笑)深呼吸でもして改善していきますw

なるほど・・・確かにあのままだと単にゼミ紹介でしたね。

正直□□くんの意見や発表を聞くと、
納得すると同時に不安になってしまうことがよくあって。。

□□くんは言いたいことが明確に伝わってくるのに比べて私は・・・と。

でも先生のおっしゃってくださった通り、
最後まで諦めない根性だけは誰にも負けない と思っているので(笑)
もう少し自分なりに考えてみたいと思います。

とりあえず、落ち着いて冷静になってみます(笑)
焦ったところでいい結果は生まれませんしね。

こんなメールに返信頂いてありがとうございました川*’ー’)
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シューカツをしていると、心理的に、凹むことが多いと思いますが、
(春休み明けのみんなの表情を見て、そんなふうに感じました…)

これも【学びの機会】だと思って、地道に続けてください。
こつこつ続けてさえいれば、いつか必ず、
自分を必要としてくれる場」との出会いが与えられます。

それでは、引き続き、がんばりましょう!

牧野

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by tomac | 2008-04-11 11:30 | 牧野ゼミ(シューカツ日記)

■ゼミのメンバーからこんなメールが届きました。

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Date: Wed, 2 Apr 2008
Subject: お助け願います。

ゼミ4回生の□□□です。

こんばんわ。お元気ですか?
今、僕は就職活動に追われています。

(中略)
そんなこんなで、就職活動も頑張っているのですが、今面接が始まりだして、ぶち当たっている壁があります。それがゼミ活動の内容です。

ゼミ活動はどんなことをしてきましたか?という質問に

「ゼミの先生が担当するコミュニケーション論という講義で議論の十字を使ってプレゼンテーションをしております。その議論の十字とは、命題があり、命題に対して背景があり、抽象、具体を通して反論や論駁を引き出し結論にいたる。という十字型のものです。」

「その意味はなんなん?それしてどうなるの?それして何の意味があるの?」

って言われたときに詰まります。納得されずに終わってしまうケースが多々ありました。

助けてください。
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このメールの送り主は、責任感の強い学生で、明るく前向きなポジティブ思考が際立つ好青年で、グループワークなどでは雰囲気を盛り上げてくれるムードメーカーです。何よりも、困ったときに助けてと素直にいえるのは、最も根源的なコミュニケーション能力の一つではないでしょうか。しかし…

うーむ、この応答を見る限り、シューカツに苦戦するのは無理もないか。

シューカツ」って【短期集中型の能力を問われる場】だよなとつくづく思います。


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Subject: 牧野です。そうですか(笑)
Date: Wed, 2 Apr 2008

□□さん

こんにちは、牧野です。

てっきり、留学の準備を進めていると思っていましたが、
そういうことだったのですね。

まず、「議論の十字」について、詳しく説明する必要はないと思いますよ。
短時間に説明して理解してもらえるものではない、ということは、
この私が一番よく知っていますから(笑)。それよりも、

面接の方が何を知りたいと思っているのか】を考えてみてください。

ゼミ活動を通して、この学生は、どんな能力を習得したのか?
そして、【その能力は、企業で働くうえで役立つ能力なのか?
ということではないのでしょうか?

さて、もう少しじっくり考えて、できれば、
ゼミの他のメンバーとも一緒に考えてみたいと思いますが、

シューカツはしょせん受験と同じで、場数を踏んでノウハウを身に付けた者勝ち

ですから、以下を参考に、経験を積んでください。

―――――
3回生のときにやったゼミの活動は、

(1)映像表現プロジェクト
(2)対話デザインプロジェクト

がありました。

どちらも、【グループワークが中心で、チームで何かをつくりあげる】という活動です。

(1)は、7人で、7つのビデオクリップをつくり、7つを統合して、ノンリニアな映像作品をつくるという課題を提示しました。
(その結果はどうだったのか、は自分で説明できるでしょう?)

(2)は、200人ほどの受講生のいる講義科目で、受講生、ゼミ生、講師の三者による対話を展開させながら授業を進めていくという、通常の大学の授業とはまったく異なる形式の授業です。このとき、ゼミチームの役割は、受講生と講師の間に立つ【仲介役】であり、受講生(通常は約150人の出席者)が提出したレポートの集計、分析、考察をしたうえで、フィードバックとして報告します。

(1)(2)はふたつの異なる活動ですが、どちらの活動においても「議論の十字」モデルという理論的枠組みを使います。とても抽象的で難解なモデルなので、短時間に説明するのは難しい概念ですが、これらの活動を通して、ゼミ生は、実践の中でこのモデルを使いながら、その理解を深めます。
―――――

がんばってね!

牧野
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いつか、人事担当者の「他者の能力を見極める能力」というものを研究してみたいです。

いろいろな制約上、審査の方法に限界があるのは仕方のないことですが、ある人の能力というのは長い時間をかけてじっくり向き合ってみないとわからないことが多いので、限られた条件下で潜在能力を見抜くという、審査者の側の能力も問われなければ、公正な審査にはなりませんよね?

誰かの能力を判断するということの重さを考えたら、それくらいの責任が伴うのは当然です。

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by tomac | 2008-04-03 11:10 | 牧野ゼミ(シューカツ日記)
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