コミュニケーション能力と学び(覚え書き)

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■映像ブログ→「リターン」?

●みんなで映像ブログの「+α」について考えました(→05.05.30 Comments↓↓↓

●バカヤマ採掘隊「専用エントリー」はこちら(→ 一号・二号の謎が解けました…笑)

●『シチズン・リテラシー』の「出版記念シンポ」のご案内がありました。(→05.04.16)
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by tomac | 2005-05-31 17:50 | 牧野ゼミ(表現活動)

■映像ブログ→「+α」

 なんとなく、mt_bacaさんのご尽力に水を差してしまったのでしょうか。決してそういう意図はなかったのですが、そのような印象を与えてしまったとしたら、おゆるしください。

 「どうしてそこまでしていただけるのか?」という問いは、研究者としての自問自答であり、協力者(mt_bacaさん)に向けたリサーチ・クエスチョンでした。もともと映像ブログという発想は、ブログで映像を公開することそのものよりも、閉鎖的・固定的・保守的なeラーニングに対して、開放的・流動的・発展的なeラーニングを模索することにありました。言い換えれば、IDとパスワードで守られた「密室」ではなく、「ガラス張りの教室」で授業を展開したら、どうなるのだろう?という疑問から生まれた発想でした。

 考え方によっては、私は担任の権限を用いてみんなの個人情報を危険にさらし、研究の実験材料としているような側面もあります。けれども、当の本人たちはそんなことおかまいなしで、楽しみながらも真剣に課題と向き合っているように見えます。発表も撮影も編集もすべて初めてであるにもかかわらず、私のイメージしていたとおりの映像ブログ(第1回)が実現しました。さらに、mt_baca(一号)さんは無責任でいていいはずの立場なのに、mt_bacaさん(二号)さんを巻き込んでまで真摯に授業に協力してくださいました。

 いったいこれはなんなのか何が原動力として働いているのか。それが知りたかったんです。こっそりメールでインタビューすることも考えたのですが、それはちょっと違うような気がして、思いとどまりました。はじめから、リスクは承知のうえで、先の読めない授業展開をオープンにすると決めた以上、リターンの追求もオープンにできるのではないか?と思い返したのです。もちろん、授業デザインには実証ずみの効果も含まれていますが、映像ブログという「+α」については、今のところ、未知数です。
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by tomac | 2005-05-30 16:22 | 牧野ゼミ(表現活動)

■映像ブログ→伝えたい思いと伝える方法

 裁判員制度(その1)の「Comment」の中で、mt_bacaさんが「映像ブログへのコメント専用のエントリーを作成してみました」とおっしゃったので、「え、どこ?どこ?」と探してみたら、なるほど、「Trackback」から「バカヤマ採掘記の専用エントリー」へ飛べる仕掛けになっているわけですね~。ブログって、ほんとにいろんな使い方があるんだなあ。

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√素人考えですがコミュニケーションにとって重要なのはメッセージの内容以上に伝える方法そのものではないかと最近のわたし達は考えています。今回の映像ブログでは皆さん全員が『反対派』の立場でコメントしてらしゃいましたが、次からはディベートでよくやるみたいに二手に分かれて映像を製作してみたらなにか発見があるんじゃないでしょうか〆
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 私自身は、内容も伝える方法もどちらも同じくらい大事だと考えているんですよ。今回は予期せず反対派に集中しましたが、これはむしろめずらしいケースで、普通は割合の偏りはあっても、だいたい自ずと二者に分かれるものなので…。私の印象では、ネットにさらされることを前提にしたぶん、みんながしっかりと調査したのではないのかしら。この法律って、きちんと調べれば調べるほど、矛盾に気づき、賛成することが難しくなるし…(汗)。

 撮影や編集のインパクトは軽視できませんが、メッセージ性を高めるための効果でなければ一過性の目新しさにすぎません。エルおさんの作品が素晴らしいのは、この制度に対する問題意識がまずあって、そこから生まれたメッセージ(伝えたい思い)が編集技術(伝える方法)によって効果的に表現されているからではないでしょうか。

 伝えたい思い伝える方法というは、ちょうどメッセージの能力メディアの能力に置き換えられるのではないかな。最も重要なのは「双方を有機的に結びつける能力」というのが私の立場なのだけど…。

 ちなみに、法律としての側面だけを見ると、どうしても反対派に偏ってしまうので、特別出演として『説得力』の赤木氏に登場していただきました。編集という意味では、なんの面白みもない作品で恐縮ですが(笑)、それなりに存在価値はあるのでは?
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by tomac | 2005-05-26 16:25 | 牧野ゼミ(表現活動)

■映像ブログ→話し合い

 mt_bacaさんのコメントをもとに、ゼミで話し合いの時間を持ちました(→その1)。mt_bacaさん、「まきのゼミ」の活動に参加してくださって、どうもありがとう。
 公開映像について、「もっと広く宣伝したほうがいい?」とたずねると、「話の内容や撮影・編集の方法をもう一度考えてからにしたい」という意見でゼミが一致しました。
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by tomac | 2005-05-24 21:49 | 牧野ゼミ(表現活動)

■映像ブログ→裁判員制度(その1)

お待たせしました!なかなか力作ぞろいと自分では思っていますが、いかがでしょう?

b0046050_15142199.jpg【拳】筋肉と裁判員制度について・・・いや、裁判員制度と筋肉について・・・いや、筋肉について・・・いや、裁判員制度について・・・
もうどっちでもいいっすわ。にしても筋肉に力を入れつつ話すのはしんどかったなあ。



b0046050_1514569.jpg【マスクさん】マスクさんです。公開するにあたって工夫をこらしてみました。
 ①印象に残すため、自分をキャラクター化しました。
 ②背景には手を加えない事で、臨場感を保ちました。
 ③話の内容が変わるたびロップを表示しました。
よろしくご静聴のほど・・・


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【エルおさん】裁判員制度の一番悪いと思う部分に焦点をあてています。
ただ単に発言している映像を編集で番組風にしてみました。



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【kitaro】これは、裁判員制度について自分の思っていることをビデオに撮ったものです。
自分の思ったことを上手く言えませんでしたが、見てください。とにかく見てください。



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【小林加奈子(仮名)】裁判員制度について自分の意見です。
編集では話の雰囲気にそうようにエフェクトをところどころ使ってみました。


b0046050_15175621.jpg【KRYT】これは、裁判員制度についての一個人の意見です。気楽に聞いていただけたら、ありがたいです。興味のある人は、一度騙されたと思って見てみてください。
きっと後悔します。嘘です。
感想や意見の書き込みもよろしく!



b0046050_1518986.jpg【筋肉めが男】オープニングとエンディングに、外国人の方も見られることを考え、英語を使ってみました。画像を編集する技術がなく、加工も単調ですが、トークの方は面白い部分もあると思うので、よかったら見てください。
よろしくお願いします。


b0046050_15182359.jpg【変顔TAKUさん】みなさん裁判員制度についてみなさんどうお考えでしょうか?僕としては裁判員制度の過料についてかなり疑問を抱いています!
国民の声を全く無視したものと考えています。
少しでも過料について意見を持っている方は聞かせてください!
よろしくお願いします。


b0046050_15183877.jpg【オレンジジュース】裁判員制度についてニュースな感じで作ってみました。学生の身分でありながら、社会人の立場で偉そうに喋っていますが、学生の一意見として聞いてみてください。結構容量が大きいのですが、見てくださったら嬉しいです。


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【mine.216】編集としてはまだまだ未熟な部分ばかりです。話の内容同様、画面全体が暗く何となく重苦しい気持ちになれるかも...。よろしければどうぞ。



b0046050_15191217.jpg【やっぱり黒が好き】若輩者の黒好きの小言です。「裁判員制度」について話してます。本人の人権にも関わることですので、顔は少しわかりにくいですが、興味のある方見てみてください。
それでもやっぱり黒が好きぃ~。



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【赤木昭夫】
『説得力』赤木昭夫(2005)NHK出版(p.68-70)を引用しました。
ナレーションは【まきの】です。



 話の内容や編集方法について、みなさまのご意見を聞かせていただけたら幸いです。
 投稿には、右下の「Comments」をご利用ください。
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by tomac | 2005-05-20 15:25 | 牧野ゼミ(表現活動)

■説得力

b0046050_19324687.jpg 『説得力』赤木昭夫(2005)はNHK出版の新書です。640円というお手ごろ価格ですが、修辞学の理論的な視点と、ビジネスやCMという身近な素材を結び付けるなど、古典的な視点と現代的な視点がうまく噛み合っているのが面白いと思いました。

 とくに興味深いのは、しんどいしんどい裁判員制度をなぜわざわざ導入しなければならないのかという理由について、市民性という観点から、端的に指摘しているところです。くわしくは、このあと映像と一緒にご紹介します。

 ゼミでは裁判員制度についてそれぞれ意見を述べてもらいましたが、いざ動画をネットに公開するとなると、やってみてはじめて気づくことがたくさんあります(汗)。でも、「自分の意見を聞いてほしい」という熱意が伝わってくるので、できる限りのことをしたいです。
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by tomac | 2005-05-18 19:43 | 牧野ゼミ(表現活動)

■テスト中

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こんなふうに映像から静止画を切り取って



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本人とすぐに特定できないように工夫して



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リンクをはれば映像ブログになるかしら?

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by tomac | 2005-05-16 17:01 | 牧野ゼミ(表現活動)

■不登校とNPO助成

 文部科学省は、不登校の研究のために、NPO法人などによるカリキュラム開発資金援助することを決めたそうですね。朝日新聞(05.5.14)によると、助成の目的として次の項目があげられていました。

・効果的な学習カリキュラムの開発
・コミュニケーション能力や人間関係を築く力を育てるプログラムの開発
・引きこもり傾向にある子どもと保護者に対する指導法の研究

 専門的に研究したわけではないので単なる印象のレベルなのですが、引きこもり傾向のある大学生に共通しているのは、すごくまじめで深く考えすぎるため、要領よく立ち回ることのできない不器用な人たち…という点です。一方、小中学校の不登校は親の過干渉が原因といわれることもありますが、教育制度が抱えるさまざまな矛盾に対する問題意識を表現できず内側に閉じ込めてしまう子どもたちもいるのでは?という気がします。

 いずれにせよ、カリキュラムやプログラムの開発は一筋縄ではいかないだろう…と思いました。
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by tomac | 2005-05-14 19:53 | 日々の出来事

■コミュニケーション研究の方法

b0046050_18345360.jpg  『異文化コミュニケーション研究法』(石井敏・久米昭元[編])をいただきました。駆け出しの頃からお世話になっている先生方が編者をなさっていますが、執筆を担当された方々もよく存じ上げている方ばかりです。

 そういえば、コミュニケーション研究の方法論を集めた和書って、これまでなかったような気がします。心理学、社会学、教育学などでコミュニケーションというテーマがとりあげられることはあっても、コミュニケーション学の学位をとるためには、外国に行かなければならなかったので…。でも、ここ数年で事情はずいぶん変わりました。今では国内にもコミュニケーション学の大学院があります。私が留学を決意したとき、「帰国しても就職先はないぞ…」と言われたのはほんの十数年前のことですから、十年後はまた違う社会になっているかもしれませんね…。(笑)

 これまで対人関係、社会・文化、メッセージ、メディアと分類されてきたコミュニケーション研究ですが、いま最も求められるのは、これらを包括する体系ではないでしょうか。その意味では、いろんな領域の寄せ集めを出発点とした情報学にその可能性が潜在しているとも言えますが、能力と評価の体系的な追究はようやく始まったばかりです。
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by tomac | 2005-05-13 18:42 | ふれあいリンク

■学校の日常

 いよいよ高槻八中プロジェクト(→学びのデザイン→05.5.8)の本格的な始まりです。朝礼前のあわただしい職員室では、病欠を知らせる保護者からの電話が絶えず鳴り響き、校長先生がその一つひとつに応答していました。チャイムが鳴るたびに小刻みに回転する空気は、当たり前のことですが、大学とはだいぶ違うなと実感します。今日は行事が重なっていたこともあり、2つの授業のビデオ撮りをおえて帰ってきましたが、大勢の見学者が取り囲むものものしい公開授業と異なり、普通の授業が普通に流れる空間が、なんだか新鮮に映りました。
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by tomac | 2005-05-12 14:28 | 日々の出来事
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