コミュニケーション能力と学び(覚え書き)

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■映像ブログ→ネット公開の壁

 ゼミのメンバーから映像作品(第2弾)が提出されましたが、やはりネット公開の壁は大きいようですね。でも、自称「映像マニア」のr3dpin3さんから、↓このことばを引き出せたことが、最大の成果だと思っていますの。(しつれい!笑)

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 自分がもしクリップをつくるとしたら…ゼミ生の方とおなじように、うんうんと頭をかかえながらなやみ、やっと出来ても、ブログで公開というのは難しいでしょう。
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 あと、課題のしんどさにくじけそうになって、欠席が続いていたメンバーが授業に戻ってきてくれたことが一番うれしいかな(涙)。いま、みんなが取り組んでいる新しいテーマも、味のある作品を生み出しそうですよ。最後は、を乗り越えてくれるといいのですが…
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by tomac | 2005-06-28 19:59 | 牧野ゼミ(表現活動)

■うもれてます

 しばらくブログが滞っていますね。まめにチェックしてくださっている方々、ありがとうございます。身体を壊して寝込んでいるわけではないので、ご心配にはおよびません。

 仕事の能率はわるいほうではないと自分では思っていますが(汗)、次から次へと追いかけてくる仕事をさばけずにいます。どれも大事な仕事なので、手が抜けなくて…
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by tomac | 2005-06-25 18:15 | 日々の出来事

■映像ブログ→私の「+α」

 映像作品に対する批評の中で、r3dpin3さんが、こんなことをおっしゃっていましたね。
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エルおさんの2作目クリップ。どうやら、映像関連に携わるセミプロのようだ。その彼の作品を「あ〜じゃ、こうじゃ」と文句つけまくれるのは、僕が作る側でないからだ。あるレーサーが記者から「一番はやいレーサーはだれですか?」と尋ねられ、「それは、走らない君達だ」と答えたという。その気持だね。
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 でも、批評は誰が一番かを決めるためにするのではなく、ともに学び合うためにするものではないか?と勝手ながら思いました。だって、少なくとも私は、これまでのmt_bacaさんやr3dpin3さんとの議論を通して、貴重な発見を得ることができたのですから。

 ホームページの「フリー教材集」の中に「言語行動と説得アプローチ」という資料があります。2002年版で、だいぶ古いバージョンですが(汗)、いずれにせよ、ここで論じている「実証主義的アプローチ」と「経験主義的アプローチ」という二つの間に実は「中間点」があるのだ!ということに気づいたのです。きっかけは、小林(仮)さんの作品でした。

 今日のゼミでは、この発見をみんなに報告したので、私の直観に間違いがなければ、このあと続くメンバーたちの作品に、それが自ずと表れてくるはずですが…。
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by tomac | 2005-06-21 17:37 | 牧野ゼミ(表現活動)

■映像ブログ→「リスク」と「リターン」

 ゼミの伝言板のようになってしまい、恐縮ですが、現時点でまだ試行錯誤のトンネルを抜け出せていないメンバーのために、改めて、「ゼミの課題」を確認しておきますね。

 「リスク」と「リターン」のどちらかを優先させよ、という指示は私からは出していません。「リスク」を最小限におさえつつ最大限の「リターン」を引き出す、という難しい問題の解決に挑戦してみましょう、という点のみを提案しました。

 第2弾では、いまのところ、小林(仮)さんとエルおさんは、プライバシーを犠牲にしても(リスク)、メッセージ性を追求したのだと感じました(リターン)。それはそれぞれの選択の結果であって、他のメンバーがそれに倣う必要はありませんよ。

 授業中も強調しましたが、他者の声に耳を傾けることはとても大事なことです。しかし最終的には、自分の責任において、自己評価を完結させてくださいね。
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by tomac | 2005-06-20 10:23 | 牧野ゼミ(表現活動)

■高槻八中

 頓挫していた「高槻八中プロジェクト」ですが、ひっそりコメントをくださった方がいらっしゃいます。こんなところからもつながっていくんだな~と新鮮な驚きを感じています…
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by tomac | 2005-06-18 10:32 | プロジェクトいろいろ

■映像ブログ→第2弾→エルおさんの場合

続いて、エルおさんの作品です。もともと、プロ顔負けの編集技術をもっていたエルおさんですが、技術を駆使する前の段階でかなりの試行錯誤があったのではないでしょうか…。

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     エルおさん→  【試行錯誤のあと】




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【制作者のコメント】裁判員制度の参加者の選び方に焦点をあてました。
映像のコンセプトは『変だけど真面目』です。
色々と遊びつつ意見はしっかりと伝わるようにしたつもりですが、
皆様はどう見るでしょうか?コメントお待ちしています。
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     エルおさん→ 【とりあえずの編集】
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by tomac | 2005-06-17 14:29 | 牧野ゼミ(表現活動)

■映像ブログ→第2弾→小林加奈子(仮名)さんの場合

 まずご紹介したいのは、小林加奈子(仮名)さんの作品です。最初に思考を組み立てる段階では、どちらも同じひな形(論理のしくみ図)を用いているのですが、編集の試行錯誤の前後に「+α」の歩みが見てとれる、と私には思えますが、いかがでしょうか…?

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小林加奈子(仮名)さん【試行錯誤のあと】




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【制作者のコメント】今回の映像は、撮影で様々なカットを撮ったものを編集ではテロップとの会話だけでつなぎあわせた、本当にシンプルな作品になっています。プライバシー保護のためにモザイクだけはかけました。製作の時間が多く持てず自分としてはまだまだつっこみどころも満載なのですが、全体として前回の最大の反省点は克服できたのではないかな、と思っています。
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小林加奈子(仮名)さん【はじめての編集】
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by tomac | 2005-06-15 15:26 | 牧野ゼミ(表現活動)

■映像ブログ→ありのままに

 今日はみんなの苦悩をきかせてもらうゼミとなりました。こうしたいという理想と、その技術を持たない自分とのギャップに苦しんだ数日間だったようですね。たぶん、このあたりが「面識のない誰かに批判されるかもしれないリスク」だったのではないでしょうか…

 考えてみれば、当然ですよね。いきなりムービーカメラを渡されて、カメラやソフトの操作法を習得し、さらに撮影と編集をこなすなんて、2週間以内にできる作業ではとうていありません。授業の責任者として、そこまで配慮が及ばなかったことを深く反省しています。

 そういうわけで、今回はできたところまでの作品を提出してもらい、映像ブログでの公開はあくまでも「希望者のみ」ということに決めました。また、全員ぶんを一斉に並べるのではなく、準備の整った人から随時紹介していこうと思います。

 「がんばって作ったんだから、やっぱり公開したい」という人と「自分なりに精一杯やったけど、まだ公開したくない」という人と、それぞれの気持ちを尊重したいと思います。

 とはいえ、公開うんぬんは別としても、ゼミのみんなだけでなく、授業者の私も含めて、自分たちの姿をありのままに見てもらおうということで、意見が一致しました。
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by tomac | 2005-06-14 17:04 | 牧野ゼミ(表現活動)

■映像ブログ→編集(目的)とエフェクト(手段)

なーるほど。共通点は、編集(目的)とエフェクト(手段)の混同だったわけですね!

r3dpin3さん
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全体的に映像編集と映像エフェクトを混同しているように思えます。反転、ディゾルブ、オーバーレイ、焼き込みといったメニューをみると入れたくなるのが人情ですが、プライバシー保護のための最低限のエフェクト以外は入れない方がいいのではないでしょうか
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mt_bacaさんたち
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『そうなんだよーわたし達が言いたかったのはそれなんだよーっ』っていうのは『映像編集』=『映像エフェクト』というわけじゃないんだよという部分、つまり手段と目的が混じってる部分があるというr3dpin3サンのご指摘に頷いてたんです。まあ習作だからそれも当然といえば当然なのかもしれませんね〆
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この点は、いただいたコメントから、ゼミのみんなもきちんと読み取っていたようですね。

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 「しゅうし一貫性を持たせ主張と結論をしっかり結びつける。さらに結論では自分の意見をより詳しく言う。それらによって映像にした意味をなすと考えられる…」
エルお 「次は映像、意見ともにメリハリをつけようと思います。映像はより細かな展開を意識し、意見は焦点を絞り、そこを突き詰めて論じていこうかと思います。 」
オレンジジュース 「今回は自分のメッセージという感じで、いろんな映像を交えて作りたいと思っているので、また出来上がったら見ていただけたらうれしいです。」
筋肉めが男 「エフェクトがきつすぎて、映像が見づらくなっているということですが、まさにその通りだと思いました。」
KRYT 「今回の作品はとりあえず作ってみたっていうだけだと思ってください。次回の作品は頑張って、いい作品に作り上げたいと思っているので、よかったらみてください。」
マスク 「映像をつくるのは初めてで、見る側の事を考えれていなかった。映像でひきつけるというよりは、内容をサポートする映像を作るといったことに気をつけたい… 」
小林(仮) 「プライバシー保護のリスクをさけるための編集なのか、リターンを求める編集なのかがわからず、エフェクトだらけのどっちつかずのややこしい作品になりました」
やっぱり黒が好き 「プライバシーの保護に目が行き過ぎて、肝心のメッセージ性がうすれ見づらい映像になっていたのは確かだと思います。」
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とりあえず、まずはいろんなエフェクトを試してみて、自ら試行錯誤を重ねたので、そのことに気づくことができたのでしょうね…。

そうそう。mt_bacaさんたちから、次の質問が寄せられていますね。

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√そうだ、よくわからなかったので皆さんに教えていただきたことが一つあります
映像ブログを公開したら『面識のない誰かに批判されるかもしれない』のがなんでリスクなんでしょう。
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これは、たとえば、「関わったことのない人に見られるということに慣れていないせいか、ためらう部分はありました」(KRYT)、「どんな反応をされるのかが怖い、といったリスクもありますが」(小林)などのコメントのことかしら?
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by tomac | 2005-06-14 09:56 | 牧野ゼミ(表現活動)

■映像ブログ→「メディア・リテラシー教育の課題」

 「共通点とは、何か?」という問い(→05.06.8)は、答えにくい質問だったかもしれません。そこをあえてきいてみたかった気もしますが(笑)、たまたま目にとまった新聞投書を読んで、「ひょっとすると、こういう違和感だったりして…?」と思ったのです。

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 5月末の金曜日のこと。小学校3年生の娘が学校から帰ってきた。初めての習字の授業があったという。どうだったと聞くと「楽しかったよ。宿題は筆とすずりを家で洗ってくることだよ」という。私は真新しい習字道具を手に取ってみた。なんとプラスチック製すずり。石などで出来ていると思っていた私の固定観念が崩れた。セットには墨は入っているが、使った形跡はない。
 娘に聞いてみると、セットに入っている墨汁を、そのまますずりに入れるので墨は使わないらしい。娘も「いったいこれ、何に使うんだろうね」という。あまりの驚きに言葉が出ない。小学生の特に低学年は先生から教えてもらうことがすべてだ。学校で習ったのだから、子どもたちはこれが習字だと思ってしまうのが問題なのだ。勤め先の他区の人にも聞いたが、同じようなものだという。
 ここまでして無理に習字の授業をする必要があるのだろうか。教えること、教わることは何であるのか。教育関係者に、ぜひ考えてもらいたい。
-----(墨を知らずに習字の授業? 長田眞美 朝日新聞「声」2005.06.11)

 プラスチック製の習字セットは、まるでお手軽な映像編集ソフトのようです。かつて近世の人たちが初めて文字を手にしたときの感覚は、現代の私たちがマルチメディアを手にするときの感覚と似ているのではないかというのが私の持論ですが(*)、ちょうどゼミのみんなが試行錯誤を重ねつつ編集効果の一つひとつを丹念に積み上げているように、文字が唯一の表現メディアであった人たちは、墨をすってすってすってすって墨汁をつくるというプロセスに自分の思いをこめたことでしょう

 さて、映像ブログ裁判員制度(その1)」では、とりあえず「個人情報を守る」という意図で編集することから始めてみましたが、どうやら、それだけではうわすべりしてしまうということがわかってきました。伝えたい思い(メッセージの能力)と伝える方法(メディアの能力)が有機的に結びついていなければ、大学の授業も小学校の授業もあまり変わらない、ということなのだろうと考えたのですが、いかがでしょうか…?

(*)近日出版予定の『教育メディア研究』の特集号(メディア・リテラシー教育の課題)の中で、「情報教育と国語教育の類似性―形から入る学習文化の課題」という論文に詳しく書いています。
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by tomac | 2005-06-12 11:20 | 牧野ゼミ(表現活動)
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