コミュニケーション能力と学び(覚え書き)

tomag.exblog.jp ブログトップ

<   2007年 05月 ( 10 )   > この月の画像一覧

■能力と評価(その4) → 神さまの贈り物?

b0046050_1755997.gif不思議な偶然なので驚いていますが、本日、訓練の成果が手元に届けられました。

←日本教育工学会の論文誌です。再投稿を繰り返し、3回目の投稿でも修正を求められ、ようやく採録にこぎつけた長い道のりでしたが、最初(1ページ目)に掲載されるということはとても名誉なことだと思うので、学会暦十年目にしてたどりついた価値ある一里塚です。

なによりも、年度ごとに変わる雑誌のカラーが、グリーンオレンジブルーと続いて、本年度はなんと、【パープル】になったのが嬉しい♪

偶然は続くものなのか、ちょうど英文論文も公開が始まりました(制作者のページにリンクあり)。国際ジャーナルへの掲載も、素直に誇れる一里塚です。

今後はあんまりムキになって論文ばっかり書いてないでジャンルを開拓せよ、ということなのかもしれませんね…(笑)
[PR]
by tomac | 2007-05-30 17:41 | コミュニケーション能力って

■能力と評価(その3) → 失敗から学ぶ

実をいうと、やわらかい文章を書くのがもともと得意だったわけでは決してありません。年のせいか、多少はまるくなったとはいえ、若い頃なんて、それはもう鋭い刃物のような物言いばかりしていましたから…(-_-;)

そんな私の傍若無人ぶりを見かねられたのか、あるとき恩師にこう諭されました。

「知ってるか? プロのボクサーというのは、試合以外で人を殴ったら犯罪になるんや。ことばだって、同じやろ?」

あれから、少しは成長できたのかなあ? 本質的にはあまり変わっていないような気もするけれど…(>_<)

とにかくそれで、全力投球できる唯一の場が、論文になったというわけで…(笑)

むろん投稿者審査員ですから対等な関係ではありえませんが、それでも、他では得がたい【訓練】の場となっています。

経験からいうと、たとえば3人の審査員がいれば、たいてい一人は、査読者としての資質を疑いたくなるような的外れなコメントを返してきます。もう慣れましたけど…(笑)。それでも、不思議なもので3人のうち一人は、必ずといっていいほど、丁寧に読み込んでくださったことがわかるありがたい助言が含まれているものです。そういう差読者は的確に問題を指摘してくれていますから、前者は軽く聞き流し(笑)、後者の指摘には、全身全霊で耳を傾けます

私はそうやって、論文の書き方を一から学んできました。博士課程に行かなくても学位論文を書けたのは、そういう見えない批評者たちのおかげなのです。

【訓練】という意味では、ブログをほそぼそと続けることも日々の体力づくりです。
[PR]
by tomac | 2007-05-28 16:40 | コミュニケーション能力って

■能力と評価(その2) → リクエストにおこたえして…

前回の記事(■裏話など)をご覧になった●おいしいもの見つけ隊●隊長さんから、こんなリクエストをいただきました。

-----
コンパクトにやわらかく文章を書くって難しいですね!
うまく書けるコツや組み立ての構造を分かりやすく、私のような一般市民にも理解できるような教材があればありがたいのですが…(苦笑)

-----


ふむむ… と思って考えてみたのが、こちらの教材です。

b0046050_15505086.gif   ●PDFファイルにしてみましたよ●

はたして一般市民にも理解できる教材になっているでしょうか? ぜひ週末の宿題にしてください(笑)
[PR]
by tomac | 2007-05-25 15:55 | コミュニケーション能力って

■能力と評価(その1) → 裏話など

b0046050_16333594.gifたしか2月末が締切でしたが、『葦』という雑誌(*)原稿依頼(714字)がありました。このときちょうど他の原稿を2本抱えていたので、できることならお断りしたかったのですが(汗)、学部の教員が順番で担当しているのですから、わがままばかり言っていられないと、結局お引き受けすることになりました。

●こちらからどうぞ●

読者は保護者の方々が中心とうかがったので、そのとき執筆中だった他の原稿の内容をコンパクトにやわらかく書いてみましたが、できあがった原稿を改めて読んでみると、たまにはこういう文章を書くのもわるくないなあと思い直しています。

職業柄いつも書いているのは論文なので、専門的で難解な文章になりがちですが、たとえば大学院の授業などで教材としてディスカッションのたたき台にするという利用法はあるとしても、それ以外は、よっぽど興味と根性を持って読み込んでくださる読者でない限り、一般の人にはなかなか届かないですよねえ…。

それに比べて今回の原稿は学術的な裏づけなどは盛り込めていませんが、私の母でさえ「いいたいことはわかったよ」と言っていたので(笑)、それなりに易しく書けたのではないかなと思っています。

いくら口頭でくわしく説明しても、「眠くなる」といわれるのが常なので(-_-;)
生まれて初めて母からそんな評価を受けて、なんだかものすごく達成感があるから不思議です(笑)。

(*)関西大学教育後援会が年に3回発行している雑誌で、学生の保護者や大学の関係者に配布されています。
[PR]
by tomac | 2007-05-22 12:59 | コミュニケーション能力って

■家族(その4) → 素敵なオチがありましたよ

金曜日の昼過ぎのこと、唐突にも、例の息子くんからこんなメールが届きました。

-----
お疲れ様です☆☆
先生、今日学校にいます??

-----


その後も断片的なメールのやりとりが続きましたが、夕方になる頃にはとうとう私のほうからこんなメールを送りました。「きついメールです」と題して…(笑)

-----
○○○さん、まだこちらに向かっていないんだよね? だとしたら、今日はやっぱりやめておきましょう。
たしかに急だったし、正直いって今日のやりとりはちょっと気になります。これがゼミ生だったら、まちがいなく激怒していたでしょう(-_-;)
まず、このアドレスは仕事用のアドレスなので、いきなり最初のメールが届いたときは驚きました。
失礼だよね? ああいう短文メールを誰かに送るのって。今回は、「きっと家族のつもりだったんだろうな」と大目にみたけれど…
また、○○○さんにも都合があるように、私にも都合があるので、当日突然「今日あえるか?」と言われて時間を設けるのはたいへんです。
好む好まざるとに関わらず、たくさんの人と会わなければならない立場としては、せめて数日前にもっと丁寧なメールで予定の確認をしてから会いにきてほしいなと思いました。
まあ、息子だから、母の心でゆるすけどね(笑)
まきの

-----


たまたま1ヶ月以上続いた過酷なレースをようやく走り終えたばかりで、精魂ともに尽き果てていた私は、いつも以上に「鬼度」(笑)が増していたのです…。

さて、しばらく研究室を留守にしてから戻ろうとしたとき、本人が目の前に立っているではありませんか。

「あれっ、○○○さーん!? あのメール、どこで読んだの??」

「バ、バスの中で…」

「まあ、せっかくここまで来たんだし、寄っていきなよ…(笑)」

b0046050_1852096.gif
なんて、「先生」ぶっていた私ですが、研究室の前に来て、固まってしまいました。

なんと、ドアのノブには【Mom's Smile】と描かれた可愛いギフト用紙袋がかかっていたのです…。

親子ってきっとこういうことの繰り返しなんでしょうね。やさしい息子くんのおかげで疑似体験ができました。


ちなみに、紙袋の中にはお洒落な贈り物と一緒に、こんな手紙が入ってましたよ。

 親愛なる母 牧野先生へ(笑)   ドラ息子 ○○○ 笑

[PR]
by tomac | 2007-05-19 18:31 | 日々の出来事

■家族(その3) → 今日は母の日だったんですね

すっかり忘れていたので、きっかけを与えてくれた【息子くん】に感謝です!(笑)

ふと近所の老夫婦のことを思い出しました。お子さんがいらっしゃらないお二人ですが、本当に世話好きのご夫婦で、ちょうど一年前、私がまだ病名もわからず途方にくれていたとき、まるで実の親のように献身的に支えてくださいました。

誰かが作ってくれたら、少しは食べるに気になるでしょう?」といって、

毎晩夕飯を用意して私の帰りを待っていてくれました。(>_<)(>_<)(>_<)

そういうわけで、ずいぶん久しぶりにカーネーションの花束を買いました(花屋さんには小さな子どもたちがお小遣いを持って集まっていて微笑ましかったです…笑

今日はめずらしく窓が一つも開いていなかったので、お留守かな?と思いましたが、チャイムを鳴らすと顔を見せてくださいました。

こんなこと、初めて…。なんてお礼を言ったらいいのか…

と言葉につまりながら、喜んでくれましたよ。

【人のために生きる】のはあまりにもしんどくて続きそうにないけれど、こういう一時の「善意」なら、お互いが幸せな気持ちになれていいな~と思いました。
[PR]
by tomac | 2007-05-13 17:11 | 日々の出来事

■家族(その2) → 息子より(笑)

-----
さっきブログを開いてびっくりしました。。
思わず泣きそうになりました。ありがとうございます(>_<)(>_<)
覚えてます、最高の誉め言葉ですよ、凄く嬉しい気持ちで研究室を出ていったのを覚えてます。

(中略)

先生、僕が研究室を追い出されたなんて滅相もないですよ(笑)僕が先生の都合を考えずにしつこかったのがダメだったんです、本当あの時はすみませんでした。
今度は連絡してから、キャンパスに遊びにいきますね(笑)♪
良いですよね、たまには一休みしても。

自分の出来ることから一歩踏み出して、始めていきます。
先生、また何か辛いことがあればまたメールさせてください。ブログでのいろんなメッセージ、めちゃめちゃ嬉しかったです、今回のことを機に良い報告が今度出来るように頑張りますね。長くなってすみません。
本当にありがとうございました☆☆☆

-----

こちらこそ、ありがとね
[PR]
by tomac | 2007-05-12 16:12 | 日々の出来事

■家族(その1) → 理想の息子くんへ(笑)

メールありがとう。直接返信をしようと思ったけれど、なんだか説教くさくなりそうなので…ブログに書いたほうが、少しでも間接的でいいかも?と思い直しました。

覚えているかな… 初めて研究室に来たとき、「○○○さんみたいな息子に育つという保証があるなら、私も子どもがほしいなあ」って言ったの(笑)。本気でそう思ったんだよ。それくらい素直にまっすぐのびのびと生きている青年というイメージだったもんね(笑)

でも、「いつかつまずくときが来るんだろうな」って予感してたような気がします。

人のために生きるのはもちろん素晴らしいことだけど、残念ながら人間って、自分が望んでいるほど美しい生き物じゃないんだよね。人のためにしているようで、実はすべて自分のためです。私だって、そう。

そういう誰にも見せたくないような嫌な部分に気づいても、そこから目をそらさずに、「そんな自分でもいいや」と思うことができたなら、そのときこそ、本当の意味で、人にやさしくなれるのではないかな。

自分の弱さを受け入れることができない人に、他の人の弱さをゆるすことなんてできるはずがないと思うからです。

20代の頃の私がそうだったように、善い人であろうとすればするほど、他の人を裁いてしまう。

そんなわけでまずは「人のために生きる生き方に疲れてしまった自分」をそのまま受け入れてあげることから始めてみてはどうかな…?

あなたを冷たく研究室から追い出した鬼のようなこの私にさえ(笑)、こうしてメールを送ってくれる心の広い人なんだから、同じくらい広い心で自分自身も見つめてあげてください。

[PR]
by tomac | 2007-05-10 22:37 | 日々の出来事

■営業という仕事

連休は不動産屋めぐりで終わってしまいましたが、今回お会いした3人の営業マンが個性的で味わい深い方々だったので、意外にも貴重な学びとなりました(笑)。たとえるなら… 

(1) スマップの草粥くんのような誠実タイプ
(2) カリスマホストを思わせる美形まめタイプ
(3) 赤井英和ふう体育会系たよりになる男タイプ


という感じになりますか(笑) とにかく、それぞれまったく違うタイプの方々ですが、

なるほど~ こういうときに、そういうことをするのか(いうのか)~!

と感心させられるほど、よく考えて行動していて、とても勉強になりました。

この手の技術というか、営業のノウハウって、OJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)で身につけるのでしょうが、才能のある人は短期間にどんどん吸収できても、中には学び方さえわからない人力はあるのに指導者に恵まれない人もきっといて、

大学はそういう人が学び直せる場としての役割もはたす必要があるのかも?しれないな…などと思ってしまいました。
[PR]
by tomac | 2007-05-07 18:43 | コミュニケーション能力って

■連休といっても…

こういうときはどこも人だらけで、かえってストレスになるので、じっとしていることを好みます(笑)。

引越しを予定している身としては、とりあえず不動産屋を訪ねてみました。すると、いきなり連絡した前日に募集が開始されたという物件を紹介されて、まだ建設中のところをお邪魔して中を見せてもらうと、新築一戸建て分譲マンションかという、それはそれは素敵な物件でした。

いまどきの賃貸って、ここまで内装が充実しているのか!と驚いてしまいましたが、それよりなにより、モノよりスペースを優先する人の私にとってはたまらないほど、贅沢にゆったりと広々とした空間なのです。

駅から遠くて不便な点と、下町っぽい土地柄のせいなのか、手が届かないというほどの家賃でもありません。

かなり心が動きましたが、しばらく考えさせてもらうことにしました。決めるとなれば、その前に、近隣を自分で運転して走ってみたいし、バス路線やお店なんかも確認したいと思ったので…。そこで、自宅の近くで降ろしてもらい、その足でもう一度自分の車で行ってみました。すると、ちょうど若いカップルが別の業者さんと楽しそうにその物件を見ている場面に出くわしました。じろじろ見るわけにも行かず(汗)、そのまま横を通りすぎるしかありませんでした。が、

その晩なんとなく気になって不動産屋さんに電話すると、案の定、あのカップルがすでに決めてしまったということでした。

うーん… 縁がなかった、のかな。

の一言で片付けるにはあまりにインパクトの強い物件でしたが(笑)、仕方ありませんよね。どう考えても、あの時点で衝動的に即断することはできませんでしたし。

ただ、契約前に審査があるということなので、「もし少しでも可能性があるのなら、2番手でいいですから、しばらく待ってみたいです」とお願いしておきました(笑)。
[PR]
by tomac | 2007-05-04 18:30 | 日々の出来事
line

このブログのトップページは www.tomac.jp です。


by tomac
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31