コミュニケーション能力と学び(覚え書き)

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■締切日に思うこと

いよいよ今日が●議論ワークショップの応募締切日●です。広報活動として、

自分にできることは、精一杯しました

という思いがあります。本当に多くの方々が親身になって相談にのってくださり、私の代わりに情報を伝えてくださいました。

◆日本ファシリテーション協会のメーリングリスト(関西支部)約200人

◆日本ディベート協会のメーリングリスト 約500人

◆おいしいもの見つけ隊メールマガジン 約330人


など、数百人規模の受信者に向けてご案内することができました。また、

◆地元の中学校の公開授業研究会に参加された教育関係者(約70人)

には、印刷したチラシをお配りさせていただきました。さらに、

◆友人や知人がそれぞれの個人的ネットワークを使って

協力してくれました。

どうもありがとう。

どのような結果であれ、まずは学会事務局にご報告し、今後の指示を仰ぐつもりですが、絶対に避けたいと思うのは、サクラを使って形式的にワークショップを実施することです。そんなことは、

参加者にとっても、私にとっても、学びの機会になりません。

もし最終的に「ワークショップが成立しない」という判断に至ったら、すでに申し込んでくださった方には本当に申し訳のないことですが、自分の中では「中止」という選択肢も残しています。

たぶん、こういう試みにはタイミングというものがあって、

「時」じゃないのに無理矢理するより、「時」が来るまで待ったほうがいい、

というのが、私の人生の哲学です。でもまだ、

あきらめてません。

ご案内が直前になってしまったケースもあるので、多少の時差が生じる可能性を考慮して、一週間ぐらいは様子を見たいと思っています。とにかく、すごく貴重な経験をしています。それは、間違いありません。

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by tomac | 2008-06-29 09:25 | やわらかい議論ワークショップ

■「弱い」状態に立たされて

議論ワークショップ締切日(6/29)まで一週間となりました。当初、もし一人も参加希望者が現れなかったら、潔く中止しよう(涙)という覚悟はできていました。けれども、少しずつでも申込んでくださる方が現れると、なんとかして、このワークショップを成立させたい、という決意を新たにしております。それにしても・・・

ワークショップを一から企画するってことは、なんてたいへんなんだろう!

というのが本音です(笑)

曲がりなりにも、教育の専門家をうたう者ですから、プログラムの中身については、ある程度の知識と経験がありますし、学会が正式に主催してくださったということは、いわば「保証書」をつけていただいたようなものです。

けれども、ワークショップというのはプログラムだけで成り立つわけではなく、実際の開催にこぎつけるまでには相応の準備が必要で、それには、

本当に多く方々の力をお借りしないと、実現しないのね!

ということを改めて実感しております。

考えてみると、普段している大学の授業はすべてお膳立てされた状態で任されるので、余計なことを心配せずに、授業づくりに専念できます。これって、

本当にありがたいことなんだな~

ということが、よくわかりました。と、悩みつつも、学んでいる今日この頃です。

b0046050_17471534.gifちなみに、広報活動においてご協力くださった日本ファシリテーション協会から推薦されているシリーズの最新版:

●ワークショップ・デザイン―知をつむぐ対話の場づくり(堀公俊+加藤彰)

が届きました。ワークショップ・デザインという複雑なプロセスの全体像を丁寧にわかりやすく体系化した一冊です。実用的なノウハウが満載ですが、背景にある思想もしっかりしていて、いろんな分野で応用できるのではないかと思いました。

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by tomac | 2008-06-23 17:55 | やわらかい議論ワークショップ

■議論ワークショップ → 参加者の声

おかげさまで、【市民のための議論ワークショップ】の申込みが少しずつ届いています。ご紹介くださった方々、どうもありがとうございました。

ご厚意に甘えてばかりもいられないので、私にもできる広報を考えてみました。

昨年、高校の事務職員の方々を対象に議論ワークショップを実施したときにいただいた感想文の一部を紹介させていただきます。

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●今までにないタイプの研修であり、大変面白かったです。

●とても楽しかったです。研修を楽しいと感じたのは、初めてでした。

●いつもなら早く終わらないかなーと思うのですが、時間が気にならなかったのは初めてです。
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というように、全体的に好意的なコメントが多かったと感じました。ワークショップの内容に踏み込んだものとしては、こんなコメントをいただきました。

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●目からウロコ、の研修でした。今までの事務職員の研修でも、班ごとに意見をまとめて発表、という形式はありましたが、これだけ各自が意見を出し合えたのは初めてでした。(議論の十字モデルの)「分子」にあてはめるという、簡単そうで非常に難しい作業なので協力できました。

●議論の十字モデルをちゃんと理解できたとは思いませんが、今まで何も考えずに言葉にしていた事を少し考えてから言葉にしていきたいと思いました。自分が何を伝えたいのか、それをうまく言葉にできることは、仕事上はもちろんのこと、プライベートでも大切だと感じたからです。

●今回初めて目にすることばかりだったので、まだ知名度は高くない分野だと思いますが、とてもためになるし面白いので、もっと広めていただければと感じています。時間があっという間に過ぎました。とりあえず、一日一題目を一年間トレーニングすることを目標にします。絶対自分の中で何かが変わると思います。

●全く新しい世界が見えた(大げさですが)というのが実感です。(中略)今はまだすぐに生かすのは無理ですが、主査という立場上、はっきりと自分の意見や考えを話さなければならない機会も多いと思うので、いつかは無意識のうちにできていたとなるように、日頃の小さなコミュニケーションの場でも心がけてやっていきたいと思います。

●今回、自分よりかなり年上の方と同席することが多く、発言できるか不安でしたが、驚くほど遠慮なく発言できて自分でも驚きました。思ったことを口に出して言うことがふだん少ないので(目上の人が多く、がまんしているから)、考えを整理することをあまりしませんでしたが、これからはやろうと思います。言い方しだいだということがわかってきました。
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このときは、合宿所に宿泊する2日間のプログラムだったので、1日版にスリム化した今回のワークショップが同様の評価をいただけるとは限りませんが、できるだけ、「学び合う楽しさ」「知的な充実感」を損なわないように工夫したいです。

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by tomac | 2008-06-19 14:36 | やわらかい議論ワークショップ

■信じられない…こんな奇遇があるなんて

議論ワークショップの広報に悩む中、ふと思いついたのが、「日本ファシリテーション協会」の存在でした。(●協会の公式サイトはこちらです●

2003年の設立から、わずか5年間という短期間で、体系的なネットワークを全国に組織し、精力的な活動を展開しているのは、さすがです。協会のことは、

●ファシリテーション・グラフィック―議論を「見える化」する技法

●チーム・ビルディング―人と人を「つなぐ」技法


などの本を通して知っていたので、思い切って、事務局にメールを送ってみました。

議論ワークショップを企画したものの、学術的な発信を一般市民に届けることの難しさに、途方にくれています。

と率直にお伝えしたところ、なんと、これらの本の著者でいらっしゃる堀公俊先生が直接お返事をくださいました! もともと関西のご出身ということは存じ上げておりましたが、なんとなんと、関西大学にご縁がおありで、直接お目にかかれる機会をつくってくださるそうなのです!

不思議なことは重なるもので、ほんの数日前、シリーズの最新版が出版されました。

●ワークショップ・デザイン―知をつむぐ対話の場づくり (堀公俊+加藤彰、日本経済新聞出版社)

まさに、私のためにあるような一冊ですよね。

できたてホヤホヤの本の詳細については → ●こちらからどうぞ●

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by tomac | 2008-06-15 17:35 | やわらかい議論ワークショップ

■高等職業教育とフィンランド

議論ワークショップの企画を学会からお任せいただいたとはいえ、学術的な発信を市民に届けるのは想像以上に難しいと感じています。一人で悩んでいても始まらないので、いろんな方に相談しながら進めてみると、広報について考えるだけでなく、この議論ワークショップを通して、いったい自分は何をしたいのかを問い直すいい機会となっています。

たぶん私が志しているのは、職業現場と学術研究をつなぐ「高等職業教育」です。なぜって、それはきっと私が、

「職人の遺伝子を受け継ぐ研究者」

だからじゃないのかな…(笑)

今回の議論ワークショップとは直接関係ありませんが、フィンランドとの共同研究(プロジェクト・フィン)も高等職業教育という現場を取り上げています。私がフィンランドの高等職業教育を初めて知ったのは2004年11月の国際会議でしたが、あのとき名刺交換をした研究者は、今では、ゆるぎない信頼関係を共有するパートナーです。2006年は、病気のせいで一年間の在外研究を断念しなければならず、一時は研究はおろか、仕事さえあきらめる覚悟だったのですから、

人生って、わからないものですね(笑)。

そういえば、フィンランドとの共同研究のほうも、例の道頓堀ツアーによる進展があったので、それについてもまたご報告していきたいと思います。

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by tomac | 2008-06-14 16:24 | わくわくフィンランド

■こんな方にお勧めしたいワークショップです

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◆学校の教員など、指導的立場にある人

◆企業や団体で、リーダーをしている人

◆社会人で、大学院進学を考えている人

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◆職場で、意見交換をする機会の多い人

◆将来は、リーダーとして活躍したい人

◆教育について、語り合うのが好きな人

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日頃から、社会人を対象にコミュニケーション能力開発に従事していらっしゃる方が、どんな人に向いているワークショップなのか、という視点から、わかりやすい記述例を添えて、アドバイスしてくださいました。

なるほど!たしかにその通りだな、とうなずいて、早速ホームページに反映いたしました。 → ●こちらです。よろしければ、もう一度見てください(笑)●

こんなふうに惜しみなく、力を貸してくださる方々がいるということは、本当にありがたいことですね。

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by tomac | 2008-06-13 15:47 | やわらかい議論ワークショップ

■ホームページ版の案内文をつくってみました!

いただいたアドバイスをふまえ改めて■市民のための議論ワークショップ■●ご案内ホームページ●をつくってみました。お心当たりのある方はリンクをはって宣伝していただけたらうれしいです。どうぞよろしくお願いします!

http://tomac.jp/ws2008.htm です。

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by tomac | 2008-06-09 17:08 | やわらかい議論ワークショップ

■誰に知ってほしいのか

「この人に聞いてほしい」「知ってほしい」と思う人って、いったいどんな人たちだろう?と考えてみました。

もともと「市民のための議論ワークショップ」というアイデアを思いついたきっかけは、高校事務職員の研修会でしたが、対象が40歳前後の中間管理職の方々に限定されていたのがミソだったのではないか?とふと思いました。

職業トレーニングに【初級・中級・上級】というレベルがあるとしたら、たとえばマナーや言葉遣いなど、最低限の「ルール」の習得は【初級】で、文書の書き方やソフトの使い方など、仕事に欠かせない「スキル」の習得は【中級】にあたりますか。

これらはみな「コミュニケーション能力」に関係していますよね。マナーや言葉遣いは「コミュニケーションのルール」であり、ツールを使いこなすのは「コミュニケーションのスキル」である、という意味で。

一方、議論ワークショップは、「コミュニケーションのファシリテーション(促進させる)」ということを実践的・体験的に学ぶ場であり、ルールやスキルの習得よりも難易度が高い、という意味で【上級】といえるのではないかな。

ならば、「そういう場を求めている人たち」に知ってほしい、です。職業現場であれ、教育現場であれ、必ずいるはずだと思うのですが。

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by tomac | 2008-06-08 00:58 | やわらかい議論ワークショップ

■オケはオケ屋に

広報のあれこれについてご相談していると、「さすがは営業マンだなあ」と思わされることが多いです。私はこれまで、少なくとも教育と研究のプロでありたいと願い、一心不乱にがんばってきましたし、長年の努力がようやく形になり始めたと感じる今日この頃ですが、その成果を多くの人に伝え広げていくためには、まったく別の能力と経験が必要なのだ、という当たり前のことを今更ながら実感しています。

といっても、もともと「オケはオケ屋に」にお任せし、自分は自分の仕事に専念したいと考える職人肌タイプの人間なので、たとえ遠回りになっても、職人は職人らしく、「いいものをつくること」、それに専念すべきだろう、と考えてしまいがちです。真に価値あるものならば、そこから先はその道のプロが引き取ってくれるはず、と思うのは素人の甘さでしょうか。

とりあえず、今の私にもできるささやかな営業活動は、「この人に聞いてほしい」「知ってほしい」と思う人たちに地道に伝えていくこと、かな。

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by tomac | 2008-06-05 19:30 | やわらかい議論ワークショップ

■こっちのほうがいいな

おいしいもの見つけ隊のブログに●市民のための議論ワークショップ●の案内を掲載していただきました。

b0046050_1273687.gif学会用の文章を市民むけにやわらかく書き直したもので、いわば隊長との共同作品といえますね。ワークショップそのものより、こういった広報活動の工夫のほうが、貴重な学びになっているのかもしれません。

このあとも、いろいろ試行錯誤してみます。アイデアがあれば、お聞かせください。

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by tomac | 2008-06-02 12:52 | やわらかい議論ワークショップ
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