コミュニケーション能力と学び(覚え書き)

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◆あいかわらず論文モードです

予定では今頃、年度末の雑事を終え、物語モードに浸っているはずが、予定外の論文に追われ、ひーひー言ってます。

半年前ぐらいに投稿した英文論文が、長すぎて(・・・そりゃそうだよね、12000語の論文なんて、読んでコメント返してくれただけでもありがたいと思わなきゃ)、共著者と相談したうえで、2本の論文に書き改めることになりました。一部を削り落として、3000語と5000語の独立した論文に仕上げるまでに約一ヶ月かかりましたよ。ふーぅっ!

私のような臨界領域の研究をしてると、いくら論文誌に投稿しても、

「研究の内容は興味深く、論文もよく書けていますが、より適した別の雑誌に投稿することをお勧めします」

と言われることが多く、悔しい思いをした経験は数え切れません。

けれども、書き直しをきっかけに別の雑誌の可能性が浮上して、結局そちらに投稿し直すことに決めました。これってきっと何かのご縁なんだろうなーと思うほど、今はこちらのほうがしっくりくるから不思議です。

ただし、自分の論文を審査してもらう以上、他の人の論文審査も引き受ける、という暗黙のルールがあるようで、早速、見知らぬ人たちの論文が、どさっどさっと送られてきました………

Associate Editorとして論文誌に名前が掲載されるのって名誉なことだよね?
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by tomac | 2009-02-27 17:55 | プロジェクトいろいろ

◆システムキッチン風もようがえ

b0046050_18373580.gifなんと!液晶テレビを置いてみました。私生活ではほとんどテレビを見ないので関心は薄かったのですが、映像を大きな画面で鮮明にお手軽に表示できる環境がほしくて(言い訳がましい?)、悩んだあげく決断しました。思い切って古い本は処分して、本棚にたっぷりとスペースを確保しました。システムキッチン風に仕上げてみましたが、いかがでしょうか。気分転換の効果は抜群ですよ(笑)

b0046050_1838247.gif残念ながら現状ではデジタル放送を見ることができませんが、パソコンのモニター代わりに使えるのが便利ですね。机に座ってキーボードをたたくのとは違った雰囲気で作業ができそうです。次の仕事は論文とは違い、物語づくりなので、ゆったりとした気持ちを大切にしたいのと、毎日長時間パソコンに向かって文章ばっかり書いているので、気分転換が必要でした。ささやかな贅沢です。おゆるしを…
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by tomac | 2009-02-23 18:59 | 日々の出来事

◆春は近い?

b0046050_11115551.gifつくしは食べたことがありませんが、わらびは母が好きでよく調理してくれました。春先は家族みんなでわらび採りに行くのが恒例の行事でしたよ。子どもの頃は山菜の味なんてわからなかったけれど、夢中になってさがすのは楽しかったです。

この写真は著作権フリー素材をさがしていて偶然見つけました。双葉の写真はたくさんありましたが、わらびは珍しい。

思えば、私の研究教育活動も、花壇に種を植えて大事に育てるというよりは、自分が選んだ野生の地でたくましく育ちなさい、って感じかな。これまで地道に飛ばし続けてきた種が、最近あちこちで新芽を見せ始めています。あちこちで。
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by tomac | 2009-02-20 11:31 | プロジェクトいろいろ

■こんなことがありました。

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◇◇◇◇ 先生

はじめまして、関西大学の牧野由香里です。
拙い研究にご関心をお寄せくださり、光栄に存じます。

(中略)

拙論などでよろしければ喜んでお送りさせていただきたいのですが、
実は、研究の過程で考察を繰り返し見直し、修正を重ねてきた関係で、
過去の論文は、現在の立場と微妙に異なっています。

以前はホームページに論文のpdfを公開していたものも
現在はリンクを外しております。

誠に申し訳ございませんが、そのような事情で
過去の論文を晒すことは控えさせていただけたら幸いに存じます。

ただ、これまでの研究をまとめた博士論文を昨年出版することがかないました。
こちらの記述のほうが、個々の論文よりもはるかに一貫性がございますので、
僭越ながらこちらを紹介させてください。

『「議論」のデザイン メッセージとメディアをつなぐカリキュラム』 ひつじ書房

当該の論文との対応箇所は以下の通りです。

(中略)

大学の図書館に所蔵されていない場合でも、
相互利用サービス等にて、上記のページをコピーしていただけると存じます。

もちろん、博士論文ですから、まだまだ未熟で不完全な状態ではありますが、
ここに書かれている記述が、少なくとも、現時点での私の立場を反映しております。

寛大なお心でご批評いただけましたら、たいへんありがたく存じます。
メールを頂戴し、ありがとうございました。

牧野由香里
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by tomac | 2009-02-16 10:45 | 『「議論」のデザイン』

■牧野学級?

先日の卒業研究発表会の写真です。

b0046050_183242.gif

当日カメラを忘れてしまったので、メンバーにあとから送ってもらったのですが、

「牧野学級という感じで、なんだかほほえましい感じです笑」

と言われて、たしかに学級というほうが私らしい響きかな?と思いました(笑)
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by tomac | 2009-02-10 18:10 | 牧野ゼミ(卒業研究)

■受講生のみなさんへ : 成績が確定しました。

授業では能力と評価についていろいろ話をしましたが、「評価の精度」というのは、おおよそ、評価にかけた時間の長さと労力の重さに比例するはずです。

小レポート(5点×10回)JR遅延等の救済措置(5点×2回)、そして、期末試験(10点×5問)は、受講生のみなさんにとって間違いなく厳しいものだったと思いますが、ゼミ生スタッフと私が評価にかけた時間と労力も、ハンパじゃなかったんですー!

そういう評価システムのもと、90点以上を獲得した人40名いましたよ。

履修登録者が約250名、期末試験の受験者が約220名ですから、

大健闘ではないでしょうか?

よくがんばりましたね! 手作りの賞状を差し上げたいくらいです(笑)

ちなみに、試験の採点をしている間、「すごい、ほぼ完璧じゃん!」と叫んでしまうほど丁寧に書かれた答案や、「なるほど~、その手があったか」と感心してしまうほど創造力に富んだ答案がいくつかありました。

これらの解答例を参考にさせてもらいながら、来年はせめて答案を読む時間を短縮できるように工夫してみたいなと思いました(笑)。評価の精度は保ちつつも、採点にかかる身体的な負担を軽減するにはどうすればいいのか、考えてみますね…
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by tomac | 2009-02-06 18:01 | 牧野ゼミ(対話デザイン)

■受講生のみなさんへ : おまけ

逃げ出したい。できるものなら逃げ出したいのは…試験の採点です;

これだけの枚数、読むだけで数日かかるし、もっと効率のいい採点方法があったら…、って正直思っちゃいます。でもなあ、こんなにぎっしりと一生懸命書いてくれたのに、テヌキをしたらわるいよね、やっぱりと思い直します。私だって葛藤するのよ(笑)

さて、今回は科目名称の変更(コミュニケーション論→コミュニケーションと能力)に伴い、試験問題を新しく考えましたが、ふむふむ、なかなかいい問題だったみたいだな、と自己評価しています。

理解度の差がよく現れているし、中にはクリエイティブな解答を自分なりに工夫して考えた人がけっこういたりして、ははあ、なるほど、とつぶやいています。

b0046050_16474368.gif
まあ、そんなわけで、ゼミの新メンバーさんが買ってきてくれたかにぱんをかじりながら、焦らずに楽しみつつ、せっせと採点していますよ。

なんといっても、学期中は受講生のみなさんに、あれだけ「対話の責任」を要求したんですからねえ。

どんなにしんどくても逃げずに(笑)、きちんと責任もって評価しますから、安心してくださいねv
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by tomac | 2009-02-03 17:38 | 牧野ゼミ(対話デザイン)

■卒業研究発表会をおえて

今年も牧野ゼミ(第4期生)の卒業研究発表会を無事終えることができました。

本年度のメンバーたちの取り組みをふりかえってみると、例年に比べて、研究テーマを定めるまでにかなりの時間を費やした人が多く、結局、論文も作品も、十分な時間をかけることができないまま、不本意な発表に甘んじたメンバーが多かったのではないでしょうか。

それはそれで貴重な学びの機会になるはずなので、その事実から目をそらしてテキトーにごまかすようなことだけは(本人が逃げ出さない限り)させないようにしています。なぜなら、どんな結果であれ、自分の取り組みときちんと向き合えるように導くことが指導する者の責任だと考えるからです。

双方にとって心理的にしんどいプロセスを避けて通れないので、本音をいってしまえば、私のほうこそ逃げ出したいですよ。けれども、そこはやっぱり2年間一緒にやってきた同志たちなので、信頼関係に支えられて最終的には何とか乗り越えることができるものです。

また、たとえ本人にとっては不本意な結果に終わったとしても、後輩たちがその姿から学ぶべきものはあるはずなのです。

その意味で、今年の発表会は、先輩が素晴らしい作品を披露して後輩を刺激する、というよりは、先輩たちの苦悩から卒業研究の難しさを知るというのがメインテーマになったような気がしますね。

私が見ている限り、後輩たちは実に誠実に先輩たちから学び取っていたと感じました。

それから、総合情報学部に新しく就任された松下光範先生が特別ゲストとしてご参加くださいました。なんと!『「議論」のデザイン メッセージとメディアをつなぐカリキュラム』をお読みくださったうえで、ゼミのスタイルにご関心を寄せてくださったそうなのです。

うれしいですね。

かといって、今さらどうにもできないので(笑)牧野ゼミの強みも弱みも隠さずにありのままをご覧いただいたと思いますが、ご専門の見地からメンバーたちに向けて貴重なご批評をくださいました。

さすがは、長年企業で研究開発に従事されていらした方ですね。ゆっくりお話しするのは初めてでしたが、企業の職業現場でどういう能力が求められているかをよくご存知なだけでなく、研究や教育に対する意識の高さが、少しお話ししただけで伝わってきました。お忙しい中、長時間のご参加どうもありがとうございました。
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by tomac | 2009-02-02 12:01 | 牧野ゼミ(卒業研究)
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