コミュニケーション能力と学び(覚え書き)

tomag.exblog.jp ブログトップ

<   2009年 10月 ( 9 )   > この月の画像一覧

◆シンポジウム「社会が求める理系女性人物像とは」

大阪薬科大学で開催されるシンポジウムにお招きいただきました。総合情報学部のすぐ近くなのですが、キャンパスにお邪魔するのは今回が初めてです。

◆シンポジウムのプログラムはこちら◆

講演者はみな医療関係の専門家ばかりで恐縮してしまいますが、私は教育学・情報学の立場で参加させていただきます。ちょうど「多元的能力」の話をする予定だったので、ゼミチームが創ってくれた「料理の例」を紹介したい!とひらめいて、ただいま準備中です。とりあえずエセ関西弁まるだしでも台詞をまねするしかないなぁ・・・と思いつつ;

それはさておき、医療を志す学生たちなら、どんなストーリーを描くのでしょうね?
[PR]
by tomac | 2009-10-31 14:41 | コミュニケーション能力って

◆対話デザイン2009  これでメンバー全員が担当を一巡しました。

授業が進むにつれて、だんだん内容が抽象的になりますから、受講生目線で復習するというチームの課題も難しくなります。そうとわかっていても、2百人をこえる学生の前で授業の一部をまかせる以上、本番で恥をかかせることはできません。厳しくてもリハーサルの段階でクリアにしなくてはいけないことがあります。ただ、今回は内気なメンバーぞろいで、前日は途方にくれた表情をしていたので(笑)少し心配しましたが、夜が明けてみれば、例のごとく成果は格段に向上していましたよ。本番の直前に「大丈夫?」と声をかけたら、「なんか、楽しみになってきました!」ということばが返ってきて驚いたくらいです。

-----

b0046050_12513013.gifb0046050_12513941.gif

これら4つの能力が互いに作用しあってコミュニケーション能力を作っています。
料理で例えてみると、【知識】には「レシピを覚える」、【体験】には「道具がちゃんと使える」、【内省】には「状況に応じて様々な方法で料理をする」、【対話】には「母親と話し合う」が入ります。

みちこは弟のこーくんにチャーハンを作るよう頼まれました。けど作ったことがなかったのでネットで食材・作り方を調べ、覚えることにしました。

「ふーん・・・、納豆チャーハンとかあるんやー、健康的でおいしそうやん」

b0046050_1252178.gifb0046050_1252101.gif

「よし!覚えたし料理始めよう!!」「フライパン加熱して・・・油ひいて・・・卵入れて・・・こんな感じやんね?」「できた!!!見た目めっちゃおいしそうやんっw」

b0046050_125241100.gifb0046050_12525415.gif

「できたよー、食べてみてや」
「ありがとう、いただきまーす」「微妙・・・かなぁ;;」

b0046050_12531584.gifb0046050_12533117.gif

「いまいちな反応やったなあ・・・、何がダメやったんやろ・・・」
「みちこ、どうしたん?」
「こーくんにチャーハン作ったんやけど、あんまりうれしくなさそうやった・・・」
「そうなん?あの子チャーハンめっちゃ好きなのに、何入れたん?」
「納豆・・・」
「納豆!!??」 
「え・・・うん。健康的でなんかいいやん」 
「そりゃそうやけど、あの子納豆かなり苦手やん」
「え・・・そうなん?全然考えてなかった」
「健康的なんがいいなら納豆じゃなくてもっと野菜を多めに入れてみたら?」
「あ、それいい!ヘルシーやしね!」

b0046050_12541272.gifb0046050_12542579.gif


「できた!!!今度こそ喜んでくれるかな☆」「こーくん、もっかい食べてみて。今度はいけると思う」
「ほんとにー??」「これめっちゃおいしー。また作ってやー」

みちこはこれにより【新しいレシピ】を得ることができました。

b0046050_1254487.gifb0046050_12545832.gif

最初に出した表に今の話をあてはめると、
右上の【知識】は「レシピをネットで調べ、覚える」写真が入ります。
右下の【体験】には「実際にフライパンを使って調理する」写真が入ります。
左下の【内省】には「好き嫌いにあわせて具材を変える」写真が入ります。
左上の【対話】には「母親とそれについて相談する」写真が入ります。

そしてこれらを元にまた【新しい知識】を得ることができます。このように4つの能力はすべて関係しています。

-----

この対話デザインプロジェクトで、ゼミのメンバーたちが向き合う試練は、一人では乗り越えられないほどレベルの高い課題かもしれません。でも、だからこそ、チームで学び合うことの価値が生まれるのです。

ちなみに、受講生たちのことについては、まだ触れていませんが、ゼミチームが成長していくのと同じように、受講生たち一人ひとりも意識が高まり、着実な変化が見て取れるようになります。それは、レポートの試行錯誤を重ねて論理的思考力を高める、ということ以上に、「学ぶということ」に真剣に向き合えるようになる、ということです。ひとつでも、ふたつでも、学生時代にそういう授業と出会ってほしいのです。
[PR]
by tomac | 2009-10-29 13:21 | 牧野ゼミ(対話デザイン)

◆古い友人に贈るビデオレター

留学時代の友人に贈るビデオレターをつくりました。実は数日前に突然、面識のない旦那さんから、「特別なサプライズパーティだから、ぜひ参加してほしい」というリクエストをいただいたのですが、驚いたものの、なんとかその気持ちに応えたいと思いました。



はじめてBGMに絵とことばを合わせるということをやってみましたが、想像以上に面白かったです。機会があれば、さらに高度なことにも挑戦してみたいですね。とにかく、ありあわせの道具と素材でつくったわりには短時間で仕上げることができたのは日頃からゼミのメンバーたちに刺激を受けているからでしょう。自分でも気づかないうちに、みんなからかなり影響を受けているんだなぁ、と実感しました。
[PR]
by tomac | 2009-10-24 16:55 | コミュニケーション能力って

対話デザイン2009 おもしろくなってきたv

b0046050_16141554.gif今回のチームは、スクリーンに写真を投影しながら横で台詞を入れるという見やすい方法の寸劇で、前回の復習してくれましたよ。かわいいキャンパス・ラブ・ストーリーで「メッセージの能力」「メディアの能力」を説明してくれたので、とても面白くわかりやすかったと思います。


b0046050_16142648.gifb0046050_16145766.gif


b0046050_16143578.gifb0046050_1614441.gif



b0046050_1615817.gif実は前日のリハーサルで他のメンバーたちから「配役になりきれてない!」というツッコミを受けたチームでしたが、一晩でストーリーを練り上げて、台詞の発声も別人のようになりましたね。チームワークも絶妙だったよね。こんなふうに、メンバーたちがお互いを刺激してみんなで高めていけるような「学び合いの環境」をつくるのが私の役目であり、このゼミの最大の特徴かな。
[PR]
by tomac | 2009-10-21 16:50 | 牧野ゼミ(対話デザイン)

◆わかりやすい十字

いろんなところで十字モデルに関心を寄せてくださる方々がだんだん増えてきましたよ。ありがたいことですね。いずれは一般向けの本を書かないと・・・と思ってはいるのですが、まずはホームページのコンテンツを充実させよう、ということで、ひさびさの更新です。

◆こちらからどうぞ◆
[PR]
by tomac | 2009-10-19 18:35 | やわらかい議論ワークショップ

◆対話デザイン2009 「対話の流れ」ができてきました。

その日の授業内容をふまえて、受講生が自分の意見をレポートに述べます。ゼミ生スタッフがこれをチームで集計します。

b0046050_124773.gifb0046050_1247189.gif
b0046050_12472896.gifb0046050_12473966.gif


回を重ねるごとに集計が分析へ、そして提言へと進化していきます。また、毎回授業のはじめにチームが前回の内容を学生目線でわかりやすく復習してくれるのでとてもたすかります。

b0046050_1258118.gif
b0046050_12584787.gif

b0046050_12582512.gifb0046050_12583991.gif


これを授業内容につなげながら、いかにして対話を展開させていくかは授業者(私)の腕が問われます。三者の対話はこうしてつくります。
[PR]
by tomac | 2009-10-14 13:10 | 牧野ゼミ(対話デザイン)

◆第3回学生デジタル作品コンテスト

アップルジャパン「学生デジタル作品コンテスト」について担当者の方から詳しいお話をお聞かせいただけることになりました。ご紹介くださったのは明治大学の阪井和男先生(情報コミュニケーション学会長)です。どうもありがとうございました!

もともと牧野ゼミで取り組んできた活動テーマと一致するので、こういう公式の場にチャレンジしたい学生にとってはとてもいい機会になるだろうなと思いました。ムービー部門プレゼンテーション部門がありますが、気になる審査基準は次の通りです。

<ムービー部門>
 表現力、編集・撮影技術、独創性

<プレゼンテーション部門>
【第1次審査 使用するメディアと説明文】
 内容の独創性、メディアとテーマの関連性、説明文の論理性
【第2次審査 コンテスト当日のプレゼンテーション】
 論旨の明確性、効果的なメディアの使用、時間管理、質疑応答

◆詳細はこちらからどうぞ◆

こういう能力を育てることは日頃からめざしていることなので、他大学の学生の様子を見に行くだけでも勉強になるだろうと思います。
[PR]
by tomac | 2009-10-13 19:20 | 牧野ゼミ(表現活動)

◆対話デザイン2009 今年は最初からレベル高いです。

b0046050_16231999.gif今年の対話デザインは初回のフィードバックからいきなり「レベルたかっ」なスタートを切りました。ゼミのメンバーは水曜1限の「コミュニケーションと能力」の受講経験者ばかりではないのですが、初回の担当に手をあげた4人はみな経験なしのメンバーたちでした。それだけでも、やる気まんまん度が伝わってきますが(笑)、前日のリハーサルには念入りな準備でのぞみ、さらに同期や先輩のツッコミを受けて、本番ではいっそうレベルアップした成果を見せてくれました。

「みなさんが一生懸命レポートを書いてくれて、読ませてもらった私たちも勉強になりました。」

すると、ごく自然に受講生のほうから拍手が湧き上がったのを見て、思わず、うるうるしちゃいましたよ。がんばったチームと、素直にエールを送った受講生に。

「どうして、チームのメンバーたちは、こんなにがんばれたと思いますか? それは、まず受講生のみなさんが、丁寧にレポートを書いたからですよ。もしもレポートが、いいかげんに書かれていたら、チームも、テキトーにこたえていたでしょう。対話というのはそういうものです。相手の真剣な思いが伝わってきたら、それに応えたいと思うのが、ごく自然な人間の気持ち。だからそうやって、参加者(受講生・ゼミ生スタッフ・講師)がそれぞれがんばって積み上げていけば、秋学期の終わりには、とてもいいものができあがっていると思います。」
[PR]
by tomac | 2009-10-07 16:46 | 牧野ゼミ(対話デザイン)

◆ひらめいたっ

b0046050_2071516.jpgうっかり忘れてた締切に気づき、きゃあ~と心の中で悲鳴をあげながらパニック気味の一日でした。とうとう力尽きて散歩に出かけましたとさ。お月さまがきれいだったからなの?いつになくいい気分で歩いていたら突然ぱぱっとひらめいてバラバラ思考が一本につながりました。ひさびさのホームラン級。なんとやわらかい議論映像表現フィンランドがぜんぶつながっちゃいました!
[PR]
by tomac | 2009-10-04 20:20 | やわらかい議論ワークショップ
line

このブログのトップページは www.tomac.jp です。


by tomac
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー