コミュニケーション能力と学び(覚え書き)

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◆りんごの夢?

おかげさまで「やわらかい議論」ワークショップは学校、大学、企業と広がりを見せています。一方、試行錯誤を重ねた研究がもう一つあって、それはICTを活用して十字モデルの学びの環境を創りたいという構想です。Webインターフェイスを作ったり、専門家に相談したり、と試してはみるものの、自分のイメージする空間をコンピュータ・ネットワークの技術で創りだすのはなかなか難しいです。けれども、ようやく「これはいけるかも?」という手ごたえを感じる環境が目の前に現れてくれました。

b0046050_18343717.gifiPadが出たからコンテンツを創りたいのではなく、ずっと創りたいと願っていたコンテンツを創るためにiPadが合っているのではないか?という直感。それはちょうど、YouTubeが流行ったから動画コンテンツを創ったのではなく、そういうツールがほしいとずっと願っていたらそれが実現したのと似ていて。もちろん、まだどうなるわかりませんが、とりあえず可能性の模索を始めました。
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by tomac | 2010-07-30 18:35 | プロジェクトいろいろ

◆やわらかい議論の支援方法(教員免許状更新講習2010)

今年も教員免許状更新講習を実施します(◆こちら◆)。国の政策が不安定な中、免許状更新を要求される現場の教師たちにしてみれば、不平・不満は当然あると思いますが、しぶしぶでも参加してみたら意外と役に立ったと思っていただけるような、そんな学びの機会にできたら、と願います。

昨年のワークショップでは、参加者の好意的評価を受けて、確かな手応えを感じられたので、今回はさらに募集案内の文面に現場の先生たちの言葉遣いを取り入れました。

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このワークショップでは「ディベート」とは一味違う「やわらかい議論」の支援方法を体験的に学んでいただきます。授業中の話し合いはどうしても発言力のある生徒が議論を独占しがちです。どうすれば苦手な生徒も安心して参加できるのでしょうか。授業中の話し合いはどうしても教師の意図と一致する発言ばかり求めてしまいます。どうすれば自由な発言を尊重しつつ的確に方向づけることができるのでしょうか。これらの問いに答える仕掛けや道具の活用法を紹介します。
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その効果だけではないと思いますが、おかげさまで、参加者の応募は定員に達しました。事前アンケートによる応募理由を読ませていただくと、ワークショップのコンセプトが的確に伝わっていることがわかります。いくつか代表例をご紹介しましょう。

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・授業の中でグループを利用し、話し合いの活動を仕組もうと努力しているが、なかなか討議が活発にならないという課題を抱えている。よりよい討議を指導できるよう学びたい。討議を深められる指導法を学びたいと思います。

・授業中に発言する生徒が偏りがちなので、いろんな生徒から発言を引き出したい。一部の生徒のみとのやりとりで授業を終わらせないためにはどうすれば良いのか、そのために教師がどのような支援をすればよいか学びたいです。

・かつてディベートがはやりましたが、論理の勝ち負けを競うディベートを学ぶことが、建設的な意見を生み出す力につながるのかどうか、常々疑問に思っていました。このワークショップの「やわらかい議論の支援方法」というタイトルにひかれました。

・児童同士の考えや意見を交流しながら問題解決していく授業を模索していますが、どうしても教師主導になってしまいます。どのように支援すれば児童同士の議論が学びにつながるのか、そのヒントを教えていただけたらと考え、受講させていただくことにしました。

・子ども達は、教師の言うことはそれなりにいっしょうけんめい聞いて、ノートも取り、課題もこなすけれど、話し合いとなると黙ってしまって、何をどう言えばわからない。自分の考えは言うけれども、議論にはならない。話し合いの指導の必要性は感じるのだけれど、どう引き出していけばいいのか、なかなか難しいです。話すことの苦手な子でも、知らず知らず話し合いの輪の中に入って自分の考えを深めることのできる、そんな議論ができたら。
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こんなふうに、ご自身の授業力を高めるために高い意識をもって学ぼうとされる先生方を多少なりともご支援できるとしたら、それは私にとって最もやりがいを感じられる仕事の一つです。ご期待にお応えできるように精一杯取り組みます。
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by tomac | 2010-07-24 12:10 | やわらかい議論ワークショップ

◆有機オレンジ果汁100%

b0046050_16462876.gif梅雨が明けたおかげで連休中は心身ともにリフレッシュできました。これから暑さが厳しくなると、朝晩、汗をいっぱいかくので、水分補給が欠かせませんね。スーパーでふと見かけて、かごにいれてみた有機オレンジ果汁100%のジュースパックが想像以上においしくて、はまってしまいました。心地よい酸味が乾いた身体にしみわたっていくような感覚です。有機だからおいしいのかな?と思い、りんごのパックも買ってみましたが、甘さがきつくて失敗しました(笑)オレンジのほうは一日に何本も飲みたくなってしまうほど気に入りましたが、そこは控えて朝晩一本ずつにしていますよ。りんごのほうもまだたくさん残ってるし…。冷蔵庫がいっぱいです。
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by tomac | 2010-07-21 17:00 | 日々の出来事

◆もうすぐ

b0046050_1816327.gif今日は久しぶりの晴れ間も見えて、通り雨に雷が聞こえるので、梅雨明けも近いのかな? この春学期は、授業担当が増えただけでなく、新しいプロジェクトがマルチタスクで動いていたため、毎日が自転車操業で、立ち止まる余裕さえなかった感じですが、ようやく、いろいろ一段落して、それぞれ実りをもたらしました。

夏休みになったら集中して取り組みたい仕事もあるけれど、まずは今学期を無事に乗り切ることをめざします。
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by tomac | 2010-07-16 18:00 | 日々の出来事

◆しみじみと達成感

おかげさまで、学内の先生方対象のワークショップは、チームのみんなが笑顔になれる会となりました。今回はとくに教育開発支援センターのフォーラムということで、これまでの単独のワークショップよりも重い責任を感じていましたが、だからこそ、こだわったのは、センターの今後の活動につながる「きっかけ」となるものにしたい、という願いでした。5月からチームで検討を重ねたすえ最終的にこんなアイデアにたどりつきました。

センターのスタッフが中心となって、十字モデルをベースにした出前授業のようなパッケージを学内に発信していく。

そんな願いをこめたチャレンジでしたが、この提案に関係者が笑顔で賛同してくだいました。また、参加された先生の中にも早速ご自身の授業でパッケージを試用してくださりそうな様子の方もいらっしゃいました。

たとえるなら、改良を重ねた新薬がとうとう一般の薬局に並ぶ、という感じです。さらに、センターのスタッフが薬剤師チームとして介在し、様々な処方を調整しつつフィードバックをくださる、というイメージです。

私としては、関西大学教育開発支援センターという看板のもと、十字モデルの品質保証をしていただける、ということが何よりありがたいことですし、さらにうれしかったのは、3人の異なる分野の先生がそれぞれ十字モデルのことを「汎用性がある」と評してくださったことです。これは誰もが簡単に使えるという意味ではなく、様々な分野の授業に応用できるという意味の汎用性ですが、薬の開発者として、これほど光栄なことはありません。
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by tomac | 2010-07-11 21:22 | やわらかい議論ワークショップ

◆チームで働くありがたさ

明日は学内の先生方を対象にワークショップを実施します。関西大学教育開発支援センター主催で、これまでの議論ワークショップ大学生の文章表現教育(論理的思考・批判的思考)というテーマにあわせて再開発した内容です。

センターのスタッフの方々と準備を進めるのは初めての経験ですが、ファシリテーターとしての役割に徹することができるありがたい環境で仕事をさせていただいています。実は先週の出張以来(冷房にあたりすぎて)体調を崩してしまったのですが、教材ファイル一式をあずけて、すべてお任せできたので、今は身体の回復に専念して休んでいます。

おかげさまで、「学内の先生方をつなぎ、教員・職員・学生スタッフをつなぐ」という構想が素敵な形で実現しそうな予感がしています。
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by tomac | 2010-07-09 16:15 | やわらかい議論ワークショップ

◆楽しく知的に対話する活動



これまで十字モデルの議論活動はその薬の苦さが難点だったのですが、こういうオブラートに包めば飲みやすい薬になりました、という研究発表をしたところ、会場から好意的なコメントをいただいて励まされました。

来週は関西大学の先生方を対象に、ささやかなワークショップを予定しています。教育開発支援センターのスタッフの方々がサポートしてくださっているので、準備を進める私にとっても貴重な学びの機会になっています。
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by tomac | 2010-07-04 13:10 | やわらかい議論ワークショップ
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