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コミュニケーション能力と学び(覚え書き)

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■ゼミ第1期生とともに (2004年7月28日)

 本年度の春学期が無事に終了しました。今回のチャレンジは、なんといっても、初めてのゼミ担当でした。どうなることか、と戦々恐々としていた私ですが、第1期生(11名)の皆さんも私自身も、お互いに成果を実感できる学びが実現したと思っています。

 eラーニングによる遠隔授業と並行させながら、毎週のゼミの時間は「対話トレーニング」なるものを試みたのですが、毎回毎回、何かを積み上げていくように、一つ一つに気づき、深めていく、彼ら・彼女らの姿を見守る過程は、私にとっても発見の連続でした。

 むろん、たった3ヶ月で「対話のエキスパート」を育てたというわけでは決してありません。まだまだ課題は山積みですが、少なくとも、自分たちは、以前の自分たちと比べて、何ができるようになって、何がまだできていないのかを見分けることができるようになったはずです。これが最大の成果といえるでしょう。

 コミュニケーション能力というのは、その重要性が強調されるわりには、能力がなければないなりに、なんとかやり過ごせるので、常に高い意識を持ち続けるのは意外と難しいものですが、専門的な見地から自分自身のコミュニケーション能力を見つめたとたん、自分や他者に無関心ではいられなくなります。そういう意識改革を秋学期の学びにつなげるために何ができるか検討中です。

 ちなみに、本の原稿は、なんとか今月末には「3/4」まで完了させるつもりです。そうすれば、秋学期が始まるまでに、初稿を完成させることができるはず。できたてホヤホヤの原稿をたたき台に、秋学期も皆さん とともに、さらなる学びを追究していきたいですね。

 (たまには実家に帰らないといけないので、お盆の辺りは、少しだけ、休もうかな…)
# by tomac | 2004-10-16 18:13 | コミュニケーション能力って

■弁論大会とNHK放送 (2004年6月27日)

 昨日「ETV特集」(NHK教育)にて、恒例の「外国人による日本語弁論大会」の様子が放映されました。この番組が収録された5月29日には大会そのものに参加していたので、既にこの目で見たものでしたが、テレビ番組として編集されたものを改めて見るのは、なかなか面白かったです。

 大会には、牛冰心(ギュウ・ビンシン)さんの付添として参加した私ですが(※)、前日のオリエンテーションから当日のリハーサルまで、12名の出場者の方々とずっと行動をともにし、番組づくりの舞台裏を垣間見ることができました。あのときは何気なく言葉を交わした人たちですが、その人たちがテレビに映ると、こんなにも印象が変わることが、なんとも不思議に思われました。

 さて、大会当日までの牛さんの歩みは、研究の視点から眺めると、実に興味深いのですが、これについては、ただいま執筆中の本の中で(2004年5月13日参照)詳しくお話ししたいと思います。本人も出版を心待ちにしているので、いいものに仕上げたい、という気持ちにますます力が入りますね。

 いずれにせよ、私にとって、テレビ放送の関心事は「スピーチのどの部分がカットされるのか?」という一点のみでした。本人よりも私のほうが、編集によってスピーチ効果が影響 を受けることを最後まで心配していました。が、実際の放映を見て、それが素人の老婆心に過ぎなかったことに気づきました。さすがは編集のプロですね。カットされた部分はありましたが、ストーリー性を台無しにするような編集は加えられらず、むしろ 、物語の効果を引き出す技を駆使してくださいました。

 おまけに、大会当日、会場に自費で駆けつけてくれた応援団(関大教職員や学生、そして、本物の関西大学応援団員)の応援シーンも紹介され ました。あの数秒間を加えてくださった編集スタッフのご配慮を心からありがたく思います。

 ちなみに、スピーチが終わった直後、拍手しながらニッコリうなづく自分の姿が聴衆の中にありました。その時ふと思ったことですが、ひょっとすると牛さんは、あの映像を見て初めて、ほっとしたのかもしれません・・・・・・ (?)

(※)牛さんは大人ですし、もちろん付添いなど必要ありません。ただ、原稿の添削から始まり、審査用テープの録音、大会までの練習・・・とずっと一緒にやってきたので、同行するのはむしろ自然な流れでした。本人もそれを希望してくれましたし、私も「最後まで見届けたい」という気持ちが強かったのです。教員と学生という立場を越えた小旅行は、楽しい思い出となりました。
# by tomac | 2004-10-16 18:13 | コミュニケーション能力って

■折り返し地点 (2004年5月13日)

  本を書くという体験は今回が初めてなのですが、年明けの作業開始から(※2004年1月6日を参照)、連休中も休まず続けた結果、なんとか折り返し地点にたどりつきました。

 当初は書きためた原稿をまとめるつもりだったのですが、実際に書き始めてみると、新たな論を展開せざるをえず、結局、既存の原稿を利用できたのは2割にも満たないのではないか?と思います。数ヶ月間、七転八倒しながら心血を注ぎ、ようやく前半部(理論と仮説)が形になったところです。このあと後半部では、いよいよ実践と評価に進みますが、このサイトでも紹介している教育工学関連の論文を下地にできるぶんだけ、前半よりもやり易いのではないかな?と期待しています。(そういいつつ、書き始めると、やっぱりほとんど書き直すことになるのかも・・・汗)

  いずれにせよ、一冊にまとめて発信したい!と夢見ていたときは、本を書くということがどういうことなのかにまで考えが及びませんでしたが、 やってみると、なんとも孤独な作業なんだなあ・・・というのが実感です。しかし、センチメンタルになっている余裕などなく、今はとにかく、最後までやり遂げることに専念するのみです。

 とはいえ、5月中は出張や行事が続くので、ちょっとだけ休憩しま~す!
# by tomac | 2004-10-16 18:12 | 日々の出来事
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